2018年 12月 12日 (水)

<海月姫>(フジテレビ系)
原作ファンをがっかりさせない再現率!芳根京子、内田理央・・・オタクたちのキャラ立ち楽しい

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   今期の月9は東村アキコ原作「海月姫(くらげひめ)」である。クラゲを愛しすぎてしまった『クラゲオタク女子』が女装美男子と知り合い、新しい自分に目覚めていくラブコメだ。

   すでにアニメ化、映画化もされており、映画版で能年玲奈が演じたヒロイン、倉下月海には芳根京子が起用された。ヒロインと三角関係になる鯉渕兄弟は、女装美男子の兄・蔵之助を瀬戸康史、童貞エリートの弟・修を工藤阿須加が演じている。

   朝ドラ「べっぴんさん」で残念な脚本にも関わらず、最後までよくやりきったと芳根の演技力の評判は上々で、その後、TBS日曜劇場「小さな巨人」を経て、今回、月9初主演ときた。

エロふわボディの泉里香が残念

   漫画原作ということで、どうしても原作と比べてしまうが、再現率はなかなかのもの。ヒロイン月海が暮らす男子禁制アパート雨水館のオタク住人(通称尼~ず)も、枯れ専ジジ様(木南晴夏)、鉄道オタクばんばさん(松井玲奈)、三国志オタクまやや(内田理央)、和物オタク千絵子(富山えり子)と、それぞれキャラが立っていていい感じだ。

   再開発で雨水館の買収を企て、さらに修に色仕掛けで迫るデベロッパー稲荷翔子を演じる泉里香は、「エロふわボディ」で売り出し中のモデルで、美貌もボディも文句なしだが、余裕のなさが透けて見えてもったいない。せっかくの儲け役なのだから、もっと振り切ってやらないと。映画版では片瀬那奈が演じていたっけ。

やっと安心して見てられる「月9」

   前作の篠原涼子主演「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?」とは比べ物にならないくらい面白い。「民衆の敵」のように、何がやりたいの? というようなこともなく、安心して見られる。ただ、漫画だと気にならないが、実写版のコメディはどうしてもドタバタドタバタしてしまい、そんなわちゃわちゃ感がどうにも馴染めないが、それさえ気にしなければ楽しめる。

   月海の恋の行方と、尼~ずたちの行く末を見守りたくなる作品だ。(月曜よる9時~)

大熊猫

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