2024年 5月 6日 (月)

<わろてんか>(NHK総合)
半年が長かった「ままごと朝ドラ」ようやく最終回・・・ヒロイン選び失敗、ストーリー不可解、時代考証デタラメ

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

死んだ松坂桃李がいつまでも出てくるホラー

   筆者も戦争体験があるわけではないので、大きなことはいえないが、昔のドラマで描かれた戦争はもっとリアリティがあったように思う。作り手が知らないのなら史料にあたるとか、わかる人に取材するとか、それをしないならもうこの時代は描かないとか、どちらかではないかと思う。

   最終回を前に、戦争中にアメリカへ渡った高橋一生演じる伊能栞が帰ってきた。パリッとしたスーツを着こなして。なんたってアメリカ帰りですから。そういえば、鈴木京香演じる義理の母もアメリカに行って、クリーニング屋の事業で当てたような話があったが、あの母はその後、どうなったのか。

   焼け跡で、知らない女がてんに近づいて話し掛けると思ったら、安来節乙女組の1人だった。ずっと放ったらかしだったから、突然出て来てもわからなかった。天才落語家の団吾も、その兄弟子・団真とお夕もどこでどうしているのやら。このドラマは放置プレイが過ぎる。そのくせ、亡くなったダンナ・松坂桃李はいつまでも幽霊で出てくるというホラーだ。

   終わりよければすべてよしとなるのか。ラスト3回が見ものだ。(月~土あさ8時)

   大熊猫

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中