2018年 10月 22日 (月)

二宮和也、TBS入社式で大いに語る 意外にも講演会講師にはうってつけの逸材であることを証明

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   「TBSテレビ入社式」(2018年4月2日・TBSテレビ) 2018年4月入社のTBSテレビ新入社員38人のために、嵐・二宮和也がサプライズで登場した。二宮の抜擢は、4月22日から同局でスタートする連続ドラマ「日曜劇場『ブラックペアン』」の主演を務めるため、番宣を兼ねてのものだ。ちなみに二宮の入社式参加は初めてではない。4年前、連続ドラマ「弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜」主演の際に、同年の「日本テレビホールディングスグループ会社合同入社式」にサプライズで参加している。

   日テレの時は、「理不尽なこと言われたりとか納得できないことで怒られたりもするんですけど、そんな先輩、たいした先輩じゃないから。『ハイハイ』なんて聞き流せば大丈夫だから」と発言。新入社員激励というより、問題社員への道をあおっていたのが印象的だった。今回は、練りに練った内容で、新入社員からの質問にも積極的に答え、この4年間でかなりの成長があったようだ。あまりの語り口のうまさに、台本を読み込んでの演技!?と感じさせる場面さえみられた。

   「さっきここに来て思い出したんですが、この会場の対面にある会議室。僕が14歳の時に『COUNT DOWN TV』のリハーサルだと言われて来たんですけど、会議室に着いたら『二宮和也 断髪式会場』って書いてあって。入ったら記者さんたちがいて、用意された真ん中の椅子に座ったら、坊主にされて。そこでドラマに出ることを初めて知りました。皆さんが入社したのはそういう会社なんです。自分がドラマに初めて関わった時のことを思い出すことになって、すごく懐かしいなと思いました」と、デビュードラマ「元旦特別企画・松本清張原作『天城越え』」(1988年)での思い出をからめて当時をひもといた。

一番感動した出会いはイーストウッドの「硫黄島からの手紙」

   嵐としてデビューして19年。その間、グループのメンバーにライバル意識を感じたことはさらさらない様子。「皆さんと僕が違うのは、僕は出世はしないんです。"あと2年でV6です"とか、"あと5年でTOKIOです"とかじゃなく、ずっと嵐でいるわけで。だからあまり競争意識はないんですが」と自然体できたことを強調した。「皆さんはこの先同期が上にいったりすると悔しいと思うかもしれないけど、それは最初くらいなんじゃないかな。それが嬉しさに変わったりする時期がくると思うんです。その時に同期の絆や思いっていうのを忘れないでいられると、いい人間になれるんじゃないかと思います」    >「今までの人生で一番感動した出会い」として、クリント・イーストウッドとの出会いをあげた。オーディションを受けて役をゲットした映画「硫黄島からの手紙」(2006年)の監督だ。

   「みんなが知っている人だけど、みんなが会えない人ですよね。その方にお会いできるチャンスを僕は頂けて感動しましたね。映画に参加させていただいて、演技指導もしていただいて。彼は『僕は毎日現場に宝物を拾いに来ている。その宝物をつなげたら映画になったんだ』って言っていて。僕も映画監督になったらこれを言おうと思っています。それくらい概念の違う人。皆さんもそういう上司に出会えると、仕事の考え方も変わってくるだろうし、想像以上の仕事ができるんじゃないかなと思います。働くのは自分1人でするわけじゃないですからね」とチャンスをものにして、見事に監督の期待にこたえ、実績を作り上げ、演技派俳優と呼ばれるまでになりあがった原点を明かした。

「親孝行したいという思いが親孝行なんだ」と親子論を

   撮影当時は英語を一切使わず、監督やスタッフにも日本語で押し通してコミュニケーションを作り上げた二宮。ぶれない自分を持つのは、最重要課題のようだ。

   また「初任給で親孝行したい。社会に出て初めてした親孝行は?」と聞かれると、何と「親孝行したい、というその思いが親孝行だと思って、僕はまだしていません」と頭から否定。「親って、一番分かってくれる人だと思うんですよね。一緒にご飯食べに行ったり旅行に行ったり、それは自分のお金ではなくて、お父さんお母さんのお金で行った方がいいと僕は思いますよ。すごいこと(社会人になったこと)はもうしているし、自分が子どもでいられるのはお父さんとお母さんの前だけだから。そこはちゃんと子どもとしていた方がいいんじゃないかな」とパラサイトの勧めとしか取れないユニークすぎる親子論をぶっちゃけた。

   爆笑あり、真剣に語る部分も忘れない。体験をもとにした熱心なトークといい、意外にも講演会講師にはうってつけの逸材であることを証明して見せた。

   知央

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