2019年 12月 15日 (日)

ノーベル文学賞、セクハラ問題で異例の発表見送り 受賞影響を心配するハルキストに「そういう問題?」

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   ノーベル文学賞の発表が見送られるという異例の事態になっている。

   ことの発端は性的暴行疑惑だ。昨年(2017年)11月、18人の女性がスウェーデンの写真家、ジャンクロード・アルノー氏(71)に性的暴行を受けたと現地メディアに告発。アルノー氏の妻は詩人のフロステンソン氏(65)で、文学賞を選考する「スウェーデン・アカデミー」の会員だ。

   アルノー氏は妻の権力を利用し、アカデミー会員にセクハラを行っていた疑惑がもたれている。さらに、妻から得た受賞者の情報を事前に漏えいした疑いもある。アカデミーは信頼回復のための時間が必要として、来年まとめて2人発表することを発表した。

村上春樹氏の受賞には有利な展開?

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   118年の歴史の中でも最大の危機と言われるこの事態に、有力候補と言われる村上春樹氏のファン"ハルキスト"たちは「残念です」と口をそろえる。

   しかし、村上春樹氏を研究する作家のナカムラクニオさんは、「今年は発表がない方がむしろ嬉しいかも。ますます期待が高まり楽しみです」とコメント。

   去年(2017年)の受賞者は日系イギリス人のカズオ・イシグロ氏だから、2年連続で日本出身者は難しいのではないかと分析する。さらに、今回の事態でついてしまった文学賞に対する悪いイメージを払しょくするために、世界50か国で翻訳され、知名度も高い村上氏の作品が選ばれる可能性が高まるのでは、と期待する。

文   ピノコ | 似顔絵 池田マコト
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