2019年 2月 24日 (日)

池江璃花子 競技復帰まで2年!でも・・・祖母の痛切「水泳なんてやんなくていいから長生きして」

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   今週はスポーツ界で大きな話題があった。一つは女子テニス世界1位に輝いた大坂なおみが、彼女を育ててくれたコーチのサーシャ・バインとの契約を解消したというニュースである。あれだけ親しそうに見えた"イケメン"コーチとの間に何があったのか。

   二つ目は水泳の池江璃花子が白血病だと診断されと、自身のツイッターで公表したのである。

   これらのニュースは週刊文春、週刊新潮の締め切り直前だったので、どうするかと思っていたら、週刊文春はどちらも触れていないが、週刊新潮は池江について1ページ掲載していた。大坂についても触れているが、これは北方領土と絡んだ話で、コーチとのことではない。

   まず池江から。白血病というと、夏目雅子や本田美奈子のような痛ましいケースを連想するが、池江のは<「年齢を考えれば、急性リンパ性白血病である可能性が高いでしょう。白血病は若いほど治りやすく、逆に年を取っていると治りにくくなる病気です」(医療ガバナンス研究所の上昌広理事長)>

   少し安心するが、点滴による抗がん剤治療が主になり、一時的に造血機能が低下するそうだ。そのために身体の免疫機能が極端に低下するから感染症のリスクが高まる。衛生環境が保たれた無菌室での生活を余儀なくされ、治療は約半年かかるという。

   さらに、<「池江さんの場合はアスリート。とくに競泳は水の中のスポーツであり、黴菌に触れる機会も多い」(上理事長)>ので、免疫力が低下した池江が競技に復帰するためには、2年ぐらいかかるそうである。しかも、体力が極端に落ちてしまうため、<「再び世界的アスリートとして伍していくには、かなりの苦労があるでしょう」(同)>

   池江の祖母は「水泳なんてやんなくていいから、とにかく長生きして。私より先にいっちゃうなんて、いやだから」と話している。池江はまだ若い。頑張り屋の彼女だから、見事病気を克服して、再び世界の大舞台で華麗な泳ぎを見せてくれるに違いない。

「大坂なおみ」曾祖母も女丈夫・・・敗戦で北方・歯舞をボロ船で脱出

   大坂なおみがコーチとの契約を解除したことが話題になっている。全豪オープンを勝って女子テニス界の頂点に立ったのになぜなのか。金銭トラブルか、はたまた男女間の縺れかと、外野席は喧しい。

   聞くところによると、大坂の前の世界ランク1位にいたシモナ・ハレプ選手も、全豪オープンの途中でコーチを解任していたというから、よくあることのようだ。

   その大坂と北方領土問題? どいう関係があるのだろうか。安倍首相は2月7日の「北方領土の日」に、これまでは「四島の帰属問題の解決を」といっていたのに、今回は「領土問題を解決して平和条約を締結するとの基本方針のもと、交渉を進めていく」とあいさつした。

   これがプーチン側に「配慮」した発言だと捉えられているそうである。今のところ、四島はおろか、二島も帰ってこないという見方が多いようだが、実は、大坂家は北方領土問題の「当事者」だというのだ。

   大坂の祖父の鉄夫(74)の母親は大坂みつよという。彼女は2004年に94歳で亡くなっているが、11人の子供を産み、北海道根室の漁業関係者の間では、「大坂のかあさん」と呼ばれていた豪傑だったそうである。

   みつよが生まれた実家は根室で雑貨屋を営んでいたが、倒産して差し押さえられたため、一家は逃げるようにして歯舞群島の一つである勇留(ゆり)島に移住した。それが1921年のことだったそうだ。彼女が書いた自伝によると、電気もなく戸もない貧しい生活だったが、彼女には家を差し押さえられたことがずっと気持ちの中にあり、「今に見ておれ、きっと仇をとってやる」と思っていた。

   生計を支えるために、櫓を押して海に出て、海老とかカレイ、コマイなどの小魚類を獲っていたそうだ。そんな日を送る中、敗戦を迎える。戦争に負けたと知ると、彼女は一家心中まで考えたという。それは、日ソ中立条約を一方的に破棄して、ソ連が北方領土に侵攻してきたからだった。

   島の住民約500人も恐怖に脅えていた。男は殺され、女は全部妾にするといわれていたからだ。敗戦の翌年の4月、海の氷が溶けだした頃、大坂一家は夜陰に紛れてボロ舟を出し、必死に根室へ向かって漕ぎだしたそうだ。

   これだけの修羅場を経験してきたみつよは、男勝りで利かん気で度胸満点の女性だったという。根室へ引き上げてからは漁業で成功をおさめ、彼女の主導で旅館業やヘルスセンターを建てるなど、強気で事業を拡大していった。

   その彼女は、北方領土返還運動などで根室に来る大臣や代議士に対して、「毎年毎年『島よ還れ』って叫んでも一向に島は帰って来そうもない。本当に島が戻ってくるのならいいけどただ物見遊山に来るのなら先生方来なくていいよ」といったそうだ。

   この前向きで、目標を目指して突き進む強さは、なおみに受け継がれていると、なおみの大叔母にあたる河野良子(71)が語っている。

   みつよが生きていたら、今の安倍首相の弱腰を何といっただろう。

早稲田大「スーフリ」主犯・和田が出獄!「残りの人生を社会の片隅でひっそり送っていく」

   今週の週刊新潮は充実している。トップは2003年に輪姦事件を起こした早稲田大学のサークル「スーパーフリー」の主犯、和田真一郎(44)の独占手記である。

   スーパーフリーは、六本木のディスコなどでイベントを開き、二次会で女性に酒を飲ませて酔わせ、みんなで輪姦するという悪質な犯行を繰り返していた。参加していたのは、早稲田大学以外に東京大学、慶應義塾大学、明治大学、法政大学、学習院大学、日本大学などの学生で、そのうち14人が準強姦罪で実刑判決を受けた。

   和田は14年の懲役刑を受け、千葉刑務所を満期出所したのは昨年(2018年)の6月29日だったという。15年ぶりで娑婆に出た彼は、スマホにびっくりし、ステーキの味に感動したという。現在は、刑務所にいる間に「就労支援」制度で受け入れてくれた会社社長のところで、名前を変えて仕事をしているそうだ。家族とは一切連絡をとっていないという。

   刑務所内では、仕事が終わると読書三昧。その上、簿記の1級や危険物取り扱いの甲種・乙種、2級のボイラー技士免許などの資格も取得した。もともとは、中央大学の経済部に入学したが、「イノシシが出没するような八王子」が嫌で、たいして勉強をせずに早稲田大学の政経学部に合格したというから、地頭はよかったのであろう。

   早稲田に入り、スーフリの先輩に声をかけられて入ったそうだ。最初の飲み会で、2、3年生の先輩が6~7人、1年生が5~6人に対して、女の子が40~50人もいたそうだ。彼はこれぞキャンパスライフだとすっかり舞い上がってしまった。

   スーフリは1982年にできたが、月に1回の飲み会が主な活動だったというから、女を目当てのためだけの会だったようである。先輩が抜け、和田が会長になるが、中心メンバーは男3人だけだったという。

   スーフリが変貌したのは、和田が六本木のディスコ「ヴェルファーレ」でバイトを始めてからだ。そこを辞めて、98年4月に六本木のクラブでイベントを開いたところ500人以上が集まり、大成功したことから、イベント中心に回りだした。そのあたりから「サークル内で輪姦が常態化していった」そうだ。その流れで大勢で1人の女性を犯したが、後々トラブルになることはなかったという。

   サークルの中には「ギャルズ」と呼ばれる常連の子もいて、そういう行為を知っていたり、被害に遭った後に常連になった子もいたそうだ。和田は輪姦へ移行した理由を、こう語っている。

   <「私が"セックスできる女性を独占するのは他の参加者に悪い""自分だけがおいしい思いをするのはズルい"という、狂った感覚に囚われていたからです。被害に遭った女性からすればたまったものではありませんが、ちょうど後輩や友達に食事をおごるような気分に近かった」>

   やった女をメモしている奴もいたという。和田の場合はセックスした女は200~300人という。そうした悪事が、被害に遭った女性が被害届を出したことで明るみにでるのである。

   当然ながら、和田は被害者の女性たちへの謝罪、損害賠償を求められれば、分割払いでも払うといっているが、どこまでが本心なのか、これを読んでも伝わってこない。

   服役中に、性犯罪者は再犯の可能性が高いために、「再犯防止プログラム」を受講させられるという。同じ罪を犯した同士で議論したり、出所後にどう自分を抑えていくかを考えるそうである。だが、なかには「出たら被害者だと称する女をぶっ殺してやる」と平然と口にする受刑者もいたという。

   残りの人生を社会の片隅でひっそり送っていく覚悟だと語っている。女性を欲望のはけ口としか見なかった男の当然の末路といえばそれまでだが、同じ早稲田大学の先輩としては、なんともやりきれない思いがしてならない。

嵐とジャニーズ事務所の密約!「活動休止後も退社しない」「女性との付き合い拘束しない」

   週刊文春の「嵐」のロスサンゼルス極秘旅行にも触れておこう。2月6日、「嵐」の5人と、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子副社長(52)がロス行きの飛行機に乗り込んだそうだ。ファーストクラスを借りきっての豪華旅行。すべてを合わせると1000万円以上するという。

   ロスではグラミー賞の授賞式などを見たそうだ。ロスというのは、ジャニー・メリー喜多川が幼少期を過ごした、ジャニーズの聖地だそうだが、今回のようなVIP待遇は異例中の異例だそうである。

   来年末で活動を休止する「嵐」だが、ジュリー直々に、休止をしても事務所を離れないでくれと頼んだのだろうか。引退すると宣言している大野智(38)を、みんなで説得したのだろうか。

   週刊文春は5人の過去の女性関係や、現在付き合っている女性たちを上げて、<「活動休止後、結婚を含めた五人の私生活はさらに自由なものになるでしょう」(プロダクション関係者)>といっている。

   私は、もはや中年オジサングループである「嵐」の再結成だけはないと思っている。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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