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保阪正康のあまりにも古めかしい「皇室の結婚の条件」眞子&圭は欠落カップル
サンデー毎日で、戦後史に詳しい評論家の保阪正康が眞子&圭問題について言及しているが、あまりにも古めかしい考え方だと思う。恋愛から出発しての結婚があってもよいといいながら、<しかしそこには昭仁皇太子と美智子さんの結婚に見られるように、好意の感情とともに尊敬や畏敬がより大きな比重を占めていることが重要な要件になっていたのである。歴史的に見て、特に近代日本の歴史を見て皇室と恋愛という括り方をしてみると、次のような言い方ができるように思う>と箇条書きにしている。
皇室の関係者の恋愛は感情だけではない。相互に畏敬の念が要求される。世間に一定の範囲で認知される。必ず助言者がいて、適時助言を受ける。恋愛相手は必ず調査される。
<少なくともこの五条件は基本的なルールといっていいのではないだろうか。このルールに欠けていれば、それは歓迎されないといっていいだろう。同時にこれらの条件は何も皇室だけではなく、一般社会でもよく語られる条件である。(中略)
皇族は天皇を支えるという大きな役目がある。この恋愛は現在は令和の天皇を支えるうえで阻害要因になるのか否かが問われるべきであろう。そして将来は、秋篠宮さまや悠仁さまにとって支えることになるのかが検証されるべきであるように思われる>
保阪は、眞子&圭の結婚を「多くの点で皇室の条件から欠落している点が多いように思う」と、否定的である。
私は2人の恋愛感情は本物だと思うし、小室圭が皇室に対して「畏敬の念」がないとは思わない。世間に認知されていないとすれば、母親のことを週刊誌に持ち込んで、一方的に責め続けている元婚約者の話をそのまま垂れ流してきた週刊誌やテレビ報道にこそ問題があるのではないか。どちらにしても、私とは異なる見解であることはいうまでもない。