2020年 10月 25日 (日)

真夏のメガ都市・東京のオリンピック 本当に大丈夫なの?観客は熱中症、道路は大渋滞

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   1年後の東京オリンピックに2つの課題が浮上している。一つは猛暑である。昨年(2018年)、五輪開催に相当する期間には37度の猛暑日もあった。新国立競技場や有明アリーナなど、最寄駅から歩いて10分はかかる会場もある。

   最高気温33度を記録した先日(2019年7月24日)、合原明子アナが東京テレポート駅からビーチバレーの会場になる潮風公園向かった。「木陰は少なく、直射日光がきついです。数分で汗びっしょりになりました。着いた時には、全身が疲れて、観戦よりちょっと休みたい気がしました」とぐったりしている。

   さらに、着いてからも、セキュリティー対策の手荷物検査で行列しなければならない。

歩いてみると・・・競技場に着くまでにヘトヘト。当日はさらに荷物検査で長蛇の列

   マラソンや競歩といった街中の沿道観戦もつらい。今月行われた自転車ロードレースのテスト大会で、熱を感知するサーモカメラを作動させると、観客は足元までがまっ赤だった。調査に当たった三浦邦久医師は「競技に集中するあまり、自分の環境にまで注意が行きとどかない。おかしいなと思ったら、その場を離れて休むことが必要です」と語る。

   雨も大敵だという。レインコートで観戦実験した女性は、20分後にはサーモカメラの画像が肩から上が熱いオレンジや赤色に染まった。「風を通さないレインコートの中はサウナ状態で、ふらっとなりそうでした」という。汗が蒸発しないので、脱水症状から熱中症になる可能性がある。

   帰り道にもリスクはある。大勢の観客がいっせいに駅に向かう、観戦後ラッシュだ。ぎゅう詰めの満員電車実験では、車内は室温も湿度も20分で熱中症警戒レベルに達した。

   大会組織委員会は休憩所や冷風機設置などの日よけ対策のほか、これまでの競技観戦では禁止されていたペットボトル飲料の持ち込みも検討している。こま切れな休憩時間の導入や、体調不良になった人を早く見つける「ファーストレスポンス」の充実にも取り組むという。

文   あっちゃん
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