2019年 10月 19日 (土)

テコンドー選手「もう協会あてにせず東京五輪に行く」不信強めただけの会長ら幹部との話し合い

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   東京五輪の代表候補選手らが強化合宿をボイコットするという異例の事態になっている全日本テコンドー協会は、きのう1日(2019年10月)に強化方針について選手側と初めて話し合った。しかし、紛糾し、選手側から途中退席者が相次いだ。

   「この期に及んで、こんな感じの話をするんですかね?」「協会側のスタンスの報告でしょ!」「選手をかばうとか、ないんですか!」「選手が一番弱い立場ですよね。そこを全然理解していない!」

   協会側の説明に選手たちが納得できないと反発し、4時間以上に及んだが、決裂だった。きっかけは合宿のボイコット問題で、協会は世界テコンドー連盟(WT)へ報告するため、先月21日(2019年9月)に選手たちに聞き取りをした。選手たちは「協会にはおかしな面が多い」などと回答したが、協会は「不満の声はなかった」とWTに報告したという。きのうの話し合いでこのことが明らかになり、紛糾したのだ。

   しかし、金原昇会長(65)は「きょうは非常に有意義な議論が行われましたね、選手と強化委員の間の信頼関係が少し損なわれたという形の中で、選手の生の声を一生懸命聞きましたので、これからの強化作りについても非常に参考になるものと思てっております」と述べた。

ナンバー2の岡本副会長「理事会の解散も当然」

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   東京五輪まで300日を切ったいま、選手たちから不安の声が出ている。日本代表候補の80キロ級の江畑秀範選手(27)は「選手のことはまったく考えていない。オリンピックも近いので、協会を信じようというよりも、もう自分たちの力で頑張ろう、というしか生き残る道はないのかなと思っています」

   ロンドン、リオ五輪代表57キロ級の濱田真由選手(25)も「私は正直、こんなぐちゃぐちゃだから、オリンピックまで誰についていったらいいのかわからないので、困惑していると伝えてきました」と話した。

   ナンバー2の副会長の岡本依子氏は「選手たちをバックアップしないといけない私たちが、このようなことになっているので申し訳ない。理事会を解散させても当然かなと思っています」と解散に言及した。しかし、会長は「(解散は)そういったことは考えたことはございません」と否定している。

   浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「スポーツの団体は、同じようなことが繰り返されますね。一人の人が長くやっている、閉鎖的とか、共通点がありますね」

   今月8日(2019年10月)、理事会は再度、改善策を話し合う予定だというが、どういうことになるのか。

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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