2020年 7月 8日 (水)

主役の長谷川博己が大正解の戦国絵巻。19.1%の大当たりは次回も続くか?
<大河ドラマ 麒麟がくる 第1回>(NHK総合)

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   19.1%とは予想以上の数字だ。とにかく、気が狂ったようにあらゆる番組で前宣伝していたから、逆に反発を食うのではないかと心配したくらいである。主演の長谷川博己がいい。爽やかで実行力のある若者という感じ。タイトルバックの前の野盗を小人数でやっつける場面は、映画『七人の侍』のパクリみたいだったが、まあ許す。
   4K・8K対応のため、画面がキンキラキンの極彩色。収穫後の藁を垂らした広い畑が緑、黄、青、茶とカラフルに色分けされていて、なんか子供のお絵描きみたいである。百姓の衣装があんなに派手なはずがないと悪口を言う人もいるが、明るくていいじゃないか。筆者が唯一気に入らないのは音楽だ。ジョン・グラムはハリウッドの映画音楽作家らしいが、メリハリが弱く大人しすぎて物足りない。
   斎藤道三を演じる本木雅弘は、正味時代劇顔で重みがあるが、セリフが籠って聞き取りにくい。一方、長谷川博己はよく通る声、やっぱり舞台で鍛えただけのことはある。まだ、戦国時代のスターたちが揃い踏みしていないので何とも言えないが、予告で心配なのは、信長の染谷将太と家康の風間俊介。2人とも若い時からの登場なのでこういう配役になったのだろうが、「カブキモノ」と揶揄された信長と後年の怖い「オヤカタサマ」とを、どう演じ分けるか心配だ。余計なお世話(陰の声・笑)。第1回に登場した俳優で〇は、松永弾正久秀役の吉田鋼太郎。端正だが豪傑顔でピッタリである。(放送2020年1月19日20時~)

(黄蘭)

採点:1.5
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