2024年 4月 26日 (金)

新型コロナウイルスで危うくなった「習近平訪日」「東京オリンピック」ついに安倍政権の断末魔

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森友学園・籠池泰典が判決前に語っていた覚悟「もう一度国会承認に呼んでくれ。昭恵夫人も一緒に」

    2月19日、森友学園前理事長・籠池泰典被告(67)と妻の諄子(じゅんこ)被告(63)の判決が大阪地裁であった。籠池泰典に懲役5年、諄子に懲役3年執行猶予5年が言い渡された。当然だが、籠池泰典は控訴するだろう。夫妻はその少し前にマスコミの取材を受け、週刊文春によれば、こういっていたという。

   <「(自身の)刑事事件については裁きを受け入れるつもりだ。(中略)森友事件の真相解明についても、微力ながら尽くしていきたい。そのためにも、もう一度、ボクを国会の証人喚問に呼んでいただけないだろうか。佐川元理財局長も一緒の証言台に立てばいい。もちろん昭恵夫人にも来てもらいたい」

   この男の執念は、有罪判決でも潰れることはない。「アベ呪ウイスル」の呪縛からニッポンを解き放つのは、こういうしつこい人間である。

   石破茂が文藝春秋でささやかな安倍批判を語っている。その中で、官僚たちが安倍の顔色を窺うのは、子どもがいたりローンがあったりするから、自分は全面的に非難できないと生ぬるいことをいっている。だからこの男はダメなんだ。

   ノンフィクション作家の本田靖春は、読売新聞の絶対的権力者である正力社主の「紙面私物化」を批判して、読売新聞を辞した。彼はこういっている。 「私が職場(読売新聞=筆者注)で常に強調していたのは、自分が現に関わっている身内的問題について、言論の自由を行使できない人間が、社会ないしは国家の重大問題について、主張すべきことをしっかり主張できるか」

    意気地のない官僚、安倍の威を借りて不倫したり、立ちションベンする取り巻き連中。そいつらにものもいえないマスゴミ。この国全体が「安倍化」している。私のような死にぞこないのジジイが何をいったって、変わりゃあしないだろうがね。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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