2020年 12月 3日 (木)

緊急事態宣言延長で切実になってきた自粛ストレス・イライラ解消策!不安をみんなで共有しよう

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    緊急事態宣言が延長され、外出自粛のストレスやイライラの解消が切実になってきた。病院の面会禁止で、池田真人さん(47)はすい臓がんで入院中の父(86)と会うことができなかった。3月25日(2020年)に家族で訪ねたのが最後で、「顔も状態も見られない。1人で闘っている父も、家族の顔を見られたらぜんぜん違うだろうに」と話していた6日後に亡くなった。最期にも立ちあえなかった。

   岐阜県の病院では、面会できない家族へ、医師たちが患者の写真を撮り、体調も細かにスマホで知らせる。心臓病の90歳の母親が入院している東京在住の女性は、これを毎日確認する。「食事量が増えたことも数字で記載されています。元気にやっているんだなと思います」とうなずく。会えずにスマホで会話するときは、「声をかける際に心を通わすポイントがあります。新型コロナウイルスで沈んでいる人が多いので、声を高めに、ハイにしてほがらかに。その声だけでも人は笑顔になれる」と小笠原文雄医師は勧めている。

密閉空間生活半年の宙飛行士・野口聡一さん「あと何日と数えないほうがいい」

   福島県須賀川市の臨床心理士、冨森崇さんは福島原発事故の体験が生きていると話す。「あの当時は飲み水をどうするか、洗濯物は干せるのか、露地野菜は食べられるのか。どうしよう、どうしようとみんなで率直に話し合いました。不安感が明確になると、上手に不安がるやり方もわかってくるんです」と、不安を共有することが有効だという。

   福島県白河市でこども食堂を運営し続ける鴻巣麻里香さんは、「非常事態の今は、弱い立場の人の苦しみは軽んじられたり、後回しにされたりしがちです。日常を少しでも続けることで、子供たちは安心します」。東邦大医療センターの小山文彦医師は「身近な人との関係の作り方を見直そう」と、人への気遣いを強調する。「ありがとうの一言が人の心を支えるし、自分自身も支えると思いますよ」

   内外の災害や紛争地で心のケアにあたってきた諏訪赤十字病院の臨床心理士、森光玲雄さんは「心の健康を保つためのヒント」として、身近な人とのつながりを続けることと、不安から離れる時間を持つことを提案している。外出自粛が長引いても、「ネガティブな情報を遮断する」「家族の中でも一人心穏やかに過ごす時間を用意する」「パズルなどで時を忘れて過ごし不安から距離を置く」ことが役立つという。

   限られた空間ということでは、宇宙飛行士の野口聡一さんは国際宇宙ステーションにクルー6人だけで半年間を過ごした経験から、「1日目、2日目と数えない方がいい」と話す。先が見通せないのはつらいから、「その日一日を乗り切ればいいぐらいから始めるとよい」と思っているそうだ。

   アイリーン・コリンズ船長の言葉「全員が満足することではなく、全員の不安にばらつきがないことをめざす」が忘れられないという。不満を他の人にしわ寄せせず、全員が均等に気配りがすることが求められる。

   森光さんも同意見だ。「感染はいつ収束するのかと、見通しのない未来を考えて不安になるより、きょう一日、あす一日に集中していく方が不安にさいなまれません」

文   あっちゃん
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