2020年 10月 31日 (土)

三浦春馬さんがソウルで日韓友好を「勇気ある発言」で訴えた 韓国では大絶賛、日本ではSNSの猛バッシングを受けていた

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   18日(2020年7月)に自殺した三浦春馬さん(享年30)について、SNSの投稿を巡って悩んでいたのではないかとスポーツ紙などで報道されている。東京スポーツ(7月19日付)によると、三浦さんが東出昌大と唐田えりかの不倫騒動に関連して、今年1月29日のツイッターに「叩くだけ叩き、本人達の気力を奪っていく。みんなが間違いを犯さない訳じゃないと思う。立ち直る言葉を国民全員で紡ぎだせないか」と投稿したところ、ネット民の猛反発を招いたとある。

  • 三浦春馬さんの挨拶を報じるハンギョレ新聞(2019年9月2日付)
    三浦春馬さんの挨拶を報じるハンギョレ新聞(2019年9月2日付)
  • 三浦春馬さんの挨拶を報じるハンギョレ新聞(2019年9月2日付)

韓国芸能関係者がハラハラするなか、韓国にエールを送った

   実は、三浦さんは日本と韓国の対立が激化していた昨年(2019年)8月、韓国ソウルを訪問し日韓の友好を呼びかけ、日本のネット民から猛バッシングを受けたこともあった。

 

   主演したフジテレビ系のドラマ「TWO WEEKS」が8月28日にソウルで開かれた「ソウルドラマアワード2019」で、アジアスター賞を受賞したのだ。世界61か国から270の作品が出品され表彰されるものだ。

   韓国紙「ハンギョレ」(9月2日付日本語版=写真)によると、表彰式に立った三浦さんはこうあいさつした。

   「隣国として私たちはときどき難関にぶつかることもあります。でもお互いにもっと理解しようと努力すれば、このような難関をいっしょに解決できると信じています。エンターテインメントは人々を結びつける力があると思います。今後も作品活動を通じて、アジアの国々の絆を強める役割を担い続けたい。この場に立たせていただいたことで、より一層韓国の皆さんへの敬意と愛情を持ちました」

   会場は大喝采に包まれた。ハンギョレ新聞が注目したのは、三浦さんが日韓関係に関する発言をするのは容易ではない状況の中で、韓国にエールを送ったことだった。ハンギョレ新聞はこう続ける。

   「三浦春馬は、特に、右翼論争の的となっている映画『永遠の0(ゼロ)』に出演した俳優という点が注目される。ドラマアワードの関係者は『日本で反韓感情が大きくなりつつあり、(韓国にエールを送る)受賞の感想で俳優が被害を受けはしないか、私たちが心配したほどだった』『日本の人気俳優がこのような発言をするのは驚くべきことだ』と話した」

韓国が右翼映画と嫌う「永遠のゼロ」に出演したことで注目

   大会の関係者は、日本の芸能人が「親韓」的な発言をすると、日本国内でバッシングを受けるのではないかと心配したのだ。もう一つ、三浦さんには不安のタネがあった。韓国内では「日本の右翼映画」と反発を受けていた映画「永遠のゼロ」に出演していたことだ。「永遠のゼロ」は韓国のメディアから「嫌韓・右翼言論人」とされている百田尚樹氏の同名小説が原作だ。日本国内でも「特攻美化」「戦争賛美」との批判もあった。

   もし、三浦さんが「日韓問題」にまったく触れなかったら触れなかったで、逆に韓国内の反日世論を刺激する恐れもあった。そんな危うい立場で三浦さんが「勇気ある発言」を行ったことで喝さいを浴びたのである。(テレビウォッチ編集部)

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