猛暑日に車に娘2人置き去り、死させた母親は「家庭と持病で追い込まれていた...」スッキリの取材に周辺語るが、失った命は戻らない

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   車内に6歳と3歳の娘2人を15時間以上置き去りにし死亡させたとして、香川県警は9月4日(2020年)、香川県高松市の無職、竹内麻理亜(26)容疑者を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した。

   竹内容疑者は9月2日夜9時頃、高松市内の駐車場にとめた車に娘を放置し、飲食店3軒で飲酒。その後、一緒に店を出た知人男性の自宅を訪れ、車に戻ってきたのは翌3日の午後0時40分。このとき娘2人はぐったりしていて、竹内容疑者は「車に子ども2人を乗せて離れていたらぐったりしている」と通報。駆けつけた救急隊員が心臓マッサージなどをおこなったが、竹内容疑者は泣くこともなくその場に呆然と立っていたという。娘2人は病院に運ばれ死亡が確認された。この日の高松市内は午後2時37分に最高気温37.6度を記録する猛暑日だった。

積み上げてきたことが一気に崩れていったのか

   スッキリでは阿部祐二リポーターが現地で取材すると、竹内容疑者の意外な素顔が見えてきた。

   竹内容疑者をよく知る飲食店のスタッフは「彼女は追い込まれていました」と証言する。家庭内で悩み、子どもを寝かしつけた後飲みに出かけ、午前6時にアラームをセットして子どもが起きる前に帰宅するという生活を送っていた。いつも子どもは実家に預けるか夫が見ていて、事件当夜も周りの人はそう思っていたという。

   一方、別の知人は竹内容疑者が結婚していることを知らず、ニコニコしていてかわいい女性だったと印象を語っている。

   阿部祐二リポーター「それまでは子どもを優先的に考えていた女性だったが、このときは家庭と持病でかなり追い込まれていた。周囲の人はこのままでは本人もたないのでないかと心配していて、警察が聞き込みに行ったときには『彼女が被害者になったんじゃないか』と思った」

   司会の加藤浩次「昼間、車に閉じ込めていたら熱中症になる。泊まりに行っているという現状があるので容疑者を守れるわけではない」

   高橋真麻(フリーアナウンサー)「児童相談所に勤める友人によると、虐待している親の多くが、自分が虐待していることに気づいていない。一週間放置していても『パンと水を置いていたから大丈夫』と、感覚が欠如している人がいる」

   ロバート・キャンベル(日本文学研究者)「それまで積み重ねてきたことが、最後の行動で一気に崩れるという『九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)』という言葉があるが、失った2人の命を考えるといたたまれない。保護者責任は重い」

   阿部リポーター「事件を取材して『あの人が』『信じられない』という言葉をよく聞く。キャンベルさんのおっしゃるように、今まで一生懸命積み上げてきたことが一気に崩れる。それは本人が一番感じている」

文   みっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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