2020年 10月 25日 (日)

文春の「三浦春馬と佐藤健との葛藤12年」によると、大ヒット映画『るろうに剣心』のエンドロールに健の名前が流れた瞬間、客席の春馬が突然立ち上がった。口惜しさをいっぱいに滲ませた表情は、暗い室内でも隠し切れなかった

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   YouTuberという新しい職業がある。YouTubeへ動画を投稿して収入得ている人をそう呼ぶ。中には月に何百万も稼ぐのもいるという。ヒカルというのは、チャンネル登録者数417万人を持つカリスマだそうだ。彼が所属していた「VAZ」という事務所にいるねお(19=登録者数97万人を超える)の母親が、「年間に数千万円の収益が出ても月に30万円ほどしか報酬が渡されないこともある」と主張して、「VAZ」と契約解除するといい出し、事務所側と対立していて泥沼状態だと、フライデーが報じている。

   ヒカルが、「VAZは所属のクリエイターも若いですが、社員もみんな若い。大学生のノリで運営されている面があって、まだまだ未熟なんです」と話している。YouTuberは個人でやっていけるのに、なぜ、事務所に入らなければいけないのか、私には理解不能だ。だが、芸能プロのようなものまでできるというのは、よほど儲かるのだろう。私も「絶対当たらない馬券術」をYouTubeに上げてみようか。誰も来ないだろうな。

  • 三浦春馬さん(2008年撮影)
    三浦春馬さん(2008年撮影)
  • 三浦春馬さん(2008年撮影)

佐藤健は三浦春馬の「お別れ会」に来て、棺で眠る親友で良きライバルだった春馬をしのんだという

   文春に「三浦春馬と佐藤健との葛藤12年」という記事がある。2人が出会ったとき、春馬16歳、健は17歳だったが、春馬はすでに売れっ子で、彼には事務所の車がついていたが、健は電車で現場に来ていた。2人はすぐに意気投合し、「一緒に買い物に行き、洋服の趣味を把握し合うまでになった」(文春)そうだ。健は2012年に主演した映画『るろうに剣心』で一気にスターへと駆け上った。周りのスタッフや仲間を虜にしてしまう健と、一人で役に打ち込む春馬。友だちでありライバルである2人が映画で激突する。

   春馬は『進撃の巨人』実写版、健は『るろうに剣心』の第2作目。2014年7月、東京日比谷にあるビルで健の2作目のマスコミ向け試写会が行われた。エンドロールに健の名前が流れた瞬間、春馬が突然立ち上がったという。「口惜しさをいっぱいに滲ませたようなその表情は、暗い室内でも隠し切れない」(同)。そのまま会場から姿を消したそうだ。

   春馬の映画の興行収入は前後編を合わせて約50億円、健の映画は累計125億円だった。繊細で人一倍責任感の強い春馬は、「僕のせいでヒットできなくて、監督に申し訳ない」と漏らしていたという。7月19日、健は撮影中にもかかわらず、恵比寿の貸会議場のようなところで開かれた、ごく親しい者たちだけの「お別れ会」に来て、棺で眠る親友で良きライバルだった春馬と久々に対面したそうだ。

山口達也
山口達也

自殺者が増えている。私は藤木孝の死に衝撃を受けたが、元TOKIO山口達也もスローな死に近づいているのでは、と心配でならない

   ところで、予想されていたことだったが、自殺者が増えている。新潮によれば、厚生労働省と警察庁が集計した8月の自殺者数の速報値は1849人で、前年同月に比べて246人増えたという。8月にコロナで亡くなった人は全国で273人だが、自ら命を絶った人はその7倍近い。内訳は、男性が昨年比60人増えて1199人だったのに、女性は186人も増えて650人にもなっている。今回のコロナショックでは女性の雇用が悪化したといわれるが、数字はそのことを示しているのではないか。

   私は俳優で歌手だった藤木孝の死に衝撃を受けた。私が高校生の頃、藤木の『24000のキッス』が大ヒットした。日本人離れした顔立ちとツイストを踊るカッコよさにシビレた。その後は俳優に転身してミュージカルやテレビドラマで活躍した。最近はコロナの影響で自宅(私も住んでいる東京・中野区)にいることが多かったという。享年80。コロナ不況による仕事の激減や、再び舞台に立てるかという不安や焦りがあったのかもしれない。だがなぜ、自ら命を絶たなければいけなかったのか。

   老いれば、死はすぐそこにある。後期高齢者間近の私も、死について考えない日はない。だが自ら死を選ぼうとは思わない。三浦春馬、芦名星、藤木孝と相次いで自殺している。経済的な問題もあるかもしれないが、コロナという得体のしれないモンスターによって、何かが壊されていっているような気がする。

   元TOKIOの山口達也が飲酒で逮捕されたが、彼も離婚、ジャニーズ事務所退所、仕事を失い、たまに酒を飲むことだけが唯一の楽しみだったと文春が報じている。今回の事件を見ていると、山口はスローな自殺へと向かっているような気がする。心配である。

ウォーキングはうつ病にいい
ウォーキングはうつ病にいい

うつ病の原因はウイルスだという研究がでた。朗報だ。うつにならないためには適度な運動と充分な睡眠、バランスのよい食事が大切だ

   新潮は、うつ病の原因はウイルスだったということがわかったと報じている。詳しくは新潮を読んでいただくとして、今年6月、東京慈恵会医大の研究チームが、「体内の『ヒトヘルペスウイルス』が唾液を介して口から鼻に逆流し、脳に感染すると特定のたんぱく質が作られることを発見した。さらに、このたんぱく質を持つ人が、持たない人に比べて12倍以上もうつ病に罹りやすいという結果も得られたのである」(新潮)

   現在うつ病で医療機関にかかっている患者は全国で100万人以上だそうだ。朗報である。検診でその人がストレスへの耐性があるかどうかという実用化は、すぐにでもできるそうだが、防ぐ薬の開発はなかなか難しいようだ。うつにならないためにやるべきことは、バランスのいい食事、適度な運動、十分な睡眠だそうである。

安倍晋三前首相
安倍晋三前首相

「ジャパンライフ」山口隆祥が逮捕された。新潮は警察が安倍首相の退任を待っていたと報じる。「桜を見る会」が利用されたからだ

   マルチ商法の「ジャパンライフ」の山口隆祥がようやく逮捕された。新潮によれば、昨年4月には山口の自宅など12都県30カ所の一斉捜索が済んでいたのに、ここまで延びたのは、安倍晋三前首相が退任するのを待っていたのではないかと報じている。山口は、安倍主催の「桜を見る会」にも安倍枠で招待されていて、そのことを吹聴して勧誘していたのだ。菅義偉首相は、これについて説明する義務があるはずだ。

   「ジャパンライフ」には、元朝日新聞の橘優政治部長が顧問料をもらっていた。5年間で約3000万円。文春が直撃しているが、橘は山口がどういうことをやっていたのか関知していないといっている。政治部長までやった人間がここの悪徳商法を知らないはずはない。

   文春が、日ハムの監督間違いないといわれている稲葉篤紀(48)の妻が、後輩選手夫婦たちにパワハラをしていると報じている。この妻は『モンスター』といわれているそうだ。モンスターといえば、故・野村克也の妻、サッチーこと沙知代(故人)が有名だが、読む限り、そこまでのモンスターではないようだ。稲葉が引退したら家事と育児をやらせている。選手の妻たちのグループをつくり、日本代表監督の妻というのをバックに、パワハラをしている。

   グループLINEで、不倫相手とのツーショットを投稿した(真偽は定かではない)。FA宣言した選手の移籍を妨害するような発言をした。パワハラをされた選手もある程度事実だと認め、稲葉も広報を通じて反省をしているというコメントを出しているが、ご本人はパワハラを含めて全否定。

「半沢直樹」(TBSの番組公式サイトより)
「半沢直樹」(TBSの番組公式サイトより)

文春によると「半沢直樹」が好調だが、監督と脚本家の間の不協和音で収録が間に合わないという前代未聞のトラブルに見舞われた

   同じ文春。日テレHDの太陽光事業の不正追及第2弾。日テレの太陽光事業のための子会社は「日本テレビワーク24」と「サンエイワーク」だが、「サンエイ」のエネルギー事業部担当部長と「24」の営業推進部員を兼務していた宮口文和という人間が、下請けを使って飲み代を払わせ、フェラーリなど数々の高級車を買わせ、自宅やマンションまで購入していたというのである。これが事実なら背任横領ではないか。当人は現在、職を辞している。日テレ側は「現在調査中」というばかり。だが、有耶無耶にはできまい。

   半沢直樹について2本。ドラマは好調だが、三菱UFJ銀行には半沢淳一常務というのがいて、次の頭取有力候補だと文春が報じている。同期に原作者である池井戸潤がいる。来年4月に頭取交代といわれるそうだ。

   新潮では、半沢の第8話が、収録が間に合わないという前代未聞のトラブルで、当日、「緊急生放送」をやったが、これはプロデューサーが初回に脚本を手掛けた谷津弘幸を続編で外したことが原因だと報じている。演出の福澤克雄監督も脚本には厳しく、どこかで不協和音が生じたのではないかと見られているようだ。そのため、今回は若手が数十人起用されたが、ほとんどが脱落。耐えたのはわずか数人だという。

   ちなみに、ドラマの中で繰り出される名セリフ「おしまいDEATH!」などは、俳優たちのアドリブから生まれたものだそうだ。

原辰徳監督
原辰徳監督

原辰徳が通算勝利記録で巨人の監督歴代1位になった。だが、川上哲治の綺羅星の時代を知る私には比べる方がバカげている

   最後にポストから2本。巨人軍がえらい好調だ。原監督も14年目にして川上哲治の通算勝利記録の1066勝を抜き、巨人歴代1位になった。そうなると、偉大な川上を超えたかなどというバカな話題になるのだが、その時代を知っている私には、比べる方がおかしいと思う。

   綺羅星の如くに名選手がいて、文字通り球界の盟主だった巨人と、今の崩れきった巨人とは比べものにならない。辛口の広岡達朗がいう通りだ。「まずはもっと選手のプロ意識を向上させることです。(中略)昨年のシリーズでソフトバンクに4連敗した原を名将とは呼びません。(中略)そして、巨人の監督を勇退して弱いチームの監督になって、日本シリーズで勝つことです。カワさんができなかったことを達成して初めて、日本球界に貢献したことになる」

   まだ名監督などとは10年早い。

   ところで、タピオカを売る店が一時は雨後の筍のようにできたが、あっという間にブームは去り、閉店ラッシュだそうだ。だがポストによると、「からあげ屋」は潰れないそうである。そういえば、唐揚げの店はどこにもあるし、居酒屋でも人気メニューである。2018年に全国で1408店舗だったのが、今や2487店舗にまで増えているという。

   食べる人間がいるのはもちろんだが、ポストによると、店舗を出す費用がラーメン屋より(詳しくは知らないが恐らく)安いし、熟練である必要もないかららしい。必要な設備は冷蔵庫と鶏肉を揚げるフライヤーのみ。6-10坪ほどあれば出店できる。店舗によっては、出店時の初期投資は300万円程で済むというのである。これなら私にもできそうだが、この唐揚げという食べ物、もはやアイデアは出尽くしているようだ。個人で小さく、スーパーの隣などでひっそり始めるのがいいそうだ。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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