2024年 4月 27日 (土)

「子供に見せたくない」崖っぷちトランプの暴言連発! 負けても「不正選挙だ」と認めない? 何と下品な国になったのか...

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   新型コロナで陽性となったトランプ大統領が選挙戦に復帰して2週間だが、最新の世論調査ではトランプ支持の42.5%に対しバイデン氏支持は51.1%とトランプ劣勢は変わらない。崖っぷちに立たされたトランプ大統領は「ジョー・バイデンは不正の温床」「ワクチンがなくても新型ウイルスの感染は終わる」など暴言を繰り返している。

   上智大学の前嶋和弘教授は「だいぶエスカレートしている。異例中の異例」、明治大学の海野素央教授も「大統領の焦りです。これからもっと過激になる可能性がある」と語る。

   専門家はトランプ大統領の3つの発言に注目している。1つ目は大統領選の激戦のミシガン州で厳しいコロナ対策を進めるウィットマー知事への批判だ。10月17日(2020年)の集会で、会場からの「知事を刑務所に入れろ」との叫び声に大統領は「全員刑務所に入れろ」と返した。

「トランプとバイデン双方が勝利宣言を出すかも」

   2つ目はコロナ対策権威の米国立アレルギー感染研究所のファウチ所長への批判。大統領に対し遠慮しない物言いをするファウチ氏に、トランプ大統領は「ファウチ氏は中国からの渡航を禁止するな、マスクは必要ないと発言した」と批判した。

   最後は有権者の1/5から半分を占めるとみられる郵便投票への批判だ。トランプ大統領は「ゴミ箱の中で見つかった郵便投票はすべてトランプ票だった」と郵便投票の有効性を疑問視。前嶋教授はトランプ大統領は「もし負けたなら、郵便投票という間違ったもので負けるのだ」と主張しているという。

   今後の見通しはどうだろうか。海野教授は、過激化していく発言で有権者は離れていくとする。一方、前嶋教授は負ける気ゼロのトランプは郵便投票を不正と主張し、選挙が延長戦に持ち込まれる可能性もあるとみている。

   宮崎哲弥(評論家)「郵便投票は州によってシステムが違っていて複雑、意義を申し立てやすい。トランプ、バイデン双方が勝利宣言を出し、かつてのゴアとブッシュと同じような票の数え直しが行われる状況になる可能性がある」

   松田丈志(競泳元日本代表)「以前の討論会見たときはおたがい罵り合っていて、他に候補者いないのかと思ったくらい。アメリカの国民の民意が反映された形で決まってほしい」

   ナヲ(マキシマム ザ ホルモン)「アメリカ大統領が相手を蹴落として、攻撃する姿を子供に見せたくない」

   司会の加藤浩次「新型コロナが一日4万人出ているのに収束というのはありえない。戸別訪問で選挙戦というのは考えられない」

文   みっちゃん| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中