近江友里恵キャスターが気になることを取材するコーナー「#おうみのきょうみ」。きょう7日(2020年12月)は「アバター」を取り上げた。
直接対面する必要がなく、感染リスクが減らせるとして注目が集まっている「アバター」。アバターで参加する内定式や、ネットで作られたバーチャルオフィスに社員がアバターで出社する会社もある。
そんな中、近江キャスターが注目したのは「アバター接客」。モニターに映し出されたアバターが、店舗や売り場に訪れた客に接客するというものだ。「中の人」は別のスペースにいる販売員で、パソコンを使いリモートで客の姿を確認しながら話しかけている。自分の体を動かせばアバターも連動して動く仕組みだ。
博多大吉「中の人も意外に簡単なんですね」パソコン1台でできちゃう
東京・渋谷の生活雑貨店では、12月いっぱい試験的にアバター接客を実施している。コロナ対策で人気が高まっている加湿器販売コーナーにモニターを設置し、アバターを映して接客している。
東京・大阪・福岡などの全国5店舗でアバター接客をしていて、「中の人」を務める販売員は店に行かず、自宅でも仕事できる。ゆるい適度な接客が人気で、売上UPにも貢献しているという。
システム開発担当の星田愛さん「直立不動で話すのではなく、気持ち揺らしながらとか、うなずきながら話すとキャラクター感が出てかわいらしいです。声は地声よりも半音くらい高めで、ちょっとテンション高めの方が合います」
近江キャスター「ゆらゆら動いちゃった方がいいんですね。キャラの可愛いお姉さんになりきらないといけないんですね」
アバター接客を体験した客「キャラクターだからちょっと不思議な感じがしたけど、慣れたら違和感ないような気がします」
博多大吉キャスター「ごく一部のお店でしかまだやってないんでしょうけど、意外とやってる方(中の人)は簡単なんですね。もっといろんなところにセンサー付けてやっているかと思った」
近江キャスター「パソコン1台あればできる時代になってきているということで、あっという間に広まるかもしれないですね」