道頓堀での一番の人気は、須賀廼家万太郎(板尾創路)が率いる万太郎一座で、劇場は連日満員だった。
一方、千代(杉咲花)と久々に再会した天海一平(成田凌)。一平は天海一座2代目を継ぐ予定だったが、芸子遊びばかりで芝居に真剣に取り組んでいるようには見えなかった。
ヨシヲはすでに家出しているのに「面倒をみてやってくれ」
そんな一平が芸子たちと入った飲み屋で偶然、千代の父・竹井テルヲ(トータス松本)を見かける。テルヲはが借金の返済のために、千代を別の店に身売りさせる話をしていたのだ。千代の弟・竹井ヨシヲはすでに家出していた。
翌日、テルヲが再び岡安にやってくる。借金取りから逃げられないと悟ったテルヲは、奥の手を使い千代に帰ってくるよう説得する。
テルヲ「実は、ヨシヲの体調が悪い。働きながらヨシヲの面倒を見てやってほしいんや」
ヨシヲのことを言い出され、千代の気持ちはぐらっと揺れるが...。
(NHK総合あさ8時放送)