2021年 1月 16日 (土)

「ウィズコロナ」ではなく「ゼロコロナ」のつもりで 3回目のロックダウン英国の失敗に学べ!

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   変異種の感染拡大が止まらない英国では、累計で284万5269人が感染。6日には1日で6万2556人が感染し、死者は累計で7万7470人に達した。1日の検査数は約40万件で、陽性率は12.8%(ロンドンでは7日間平均で27.6%)。重症病床は1392床あるうち1346床が使用され、残り46床しかない。

   英国のジョンソン首相は「こうして話している間にも医療機関の逼迫度は増加。変異種を封じ込めるためにも全国的なロックダウンに踏み切らなければならない」とした。

   キングスカレッジロンドンの渋谷健司教授は「相当な危機感を持って3回目のロックダウンに踏み切った」と話す。

   英国での最初のロックダウンは3月。外出禁止、学校閉鎖、人と会うことは禁止。11月に実施された2回目のロックダウンは制限が緩やかで、外出制限に運動の制限はなく、学校は継続、面会は1対1なら可能というもので「ソフト・ロックダウン」と呼ばれた。1月6日からの3回目は、1回目と同様の厳しいものになった。

   渋谷教授は「2回目のころは国民に慣れがあり、感染拡大が止まらないうちにクリスマス商戦を重視するために解除された。そのため、3回目のロックダウンで厳しくせざるを得なくなってしまった」と解説。

   渋谷教授は英国の失敗を4点指摘した。1つ目は「政権トップの約束破り」。これはジョンソン首相の上級顧問がロックダウン中のロンドンから家族と観光地に長距離移動をしたこと。渋谷教授は「範を示すべき人がルール破りして国民の怒りになった」と言うと、羽鳥慎一キャスターは「トップの行動で変わるということですね」と相槌を入れた。

   2つ目は「英国版GoToキャンペーン」。ジョンソン首相は8月に飲食業支援策を打ち出し、後にこれを「感染拡大の一因となったかもしれない」と話している。

   3つ目は「専門家の提言を先延ばし」。渋谷教授は「9月に再び感染拡大した際、専門家は地域限定で2週間のロックダウンを求めたが、首相は小手先で対応し、経済を止めずに時短営業にとどめた」と指摘。

   4つ目は「2回目のロックダウンを短期で解除」。専門家は6週間のロックダウンを提言していたが、クリスマス商戦を優先して4週間で解除した。渋谷教授は「後手に回っている。国民もコロナ慣れして危機感を共有できなかった。政策と国民の慣れで3度目のロックダウンとなった」と話した。

"実質ロックダウン"と思って生活を

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   渋谷教授は英国の失敗に日本も学ぶべきとして、「今後の日本は"ウィズコロナ"ではなく"ゼロコロナ"を目指し徹底的に抑え込むべき。"実質ロックダウン"と思って生活を」と強く訴えた。

   テレビ朝日コメンテーターの玉川徹は「"ウィズコロナ"ではなく"ゼロコロナ"は非常に重要。現状では検査・追跡・隔離が足りない」と主張。

   羽鳥は「危機感の共有が今日以降に大事になってくると思います」とまとめた。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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