2021年 6月 18日 (金)

新型コロナのワクチン打ってきた!腕の痛みはないが、酒飲む人は効きめに差が出るんだって――ほか8編

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   けさ4日(2021年6月)、新型コロナのワクチン接種に行ってきた。歩いても20分ぐらいのところにある個人病院だが、雨と風が強かったためタクシーで行った。予約時間の11時少し前に着いた。ここは東京・中野区で一番大きな個人病院で、院長は私より年下だが、長年の友人で、年に一度、ここで人間ドックをやってもらっている。

   中に入って受付で、第1回目のクーポンを貼った予診票と健康保険証を差し出す。奥の待合室に入ると、すぐに名前を呼ばれた。K医師からワクチンの仕組みについて説明される。メッセンジャーがなんたらこうたらといわれるが、理解不能。「これは最新の情報だが」といいながら、「元木さんには難しいだろうと思うが、お酒を週に2、3回飲む人と、飲まない人とでは、ワクチンの効き目にかなりの差が出ることが分かった」。私は「御存じのように私は毎日飲むから、効き目はなおさら低いんでしょうね」と聞く。K医師は苦笑いしながら、2回目の接種は3週間後だから、何とか飲まないように努力はできませんか」。私は「無理でしょうね」

   副反応について。「コロナ腕といわれるように、かなりの確率で、腕や身体の筋肉に痛みが出たり、発熱したりします。すぐには出ないで、夜、寝るときに出ると思います。それを緩和するための薬を出しますので、毎食後に飲んでください」

   後で出されたのは「カロナール」と「麻黄湯(マオウトウ)」というものだった。「カロナール」は熱を下げたり痛みを抑えたりする薬で「麻黄湯」は古くからかぜの初期に使われてきていて、節々が痛むときに効果があるそうだ。

   私のほうから質問。「御承知の通り、私は基礎疾患の宝庫で、とくに、糖尿病と高血圧の持病があるので心配しているのだが」。K医師「糖尿病は心配ないということが分かってきているが、怖いのは高血圧。接種後に卒中を起こす可能性はある」。「あなたはその心配はない」といってもらいたかったが、そこで問診は終了。時間にして約10分。

   キレイだがややツンとしている看護師のところへ行ってワクチン接種。チクリともしない。腕がいいのか。終わると、15分にセットされたタイマーを渡され、待合室で待つ。1人30分間隔ぐらいだろうか、次々に高齢者が来るが、待合室が一杯になることはない。

   15分経って、薬をもらって外に出る。やや微熱があるような気はするが、腕の痛みを含めた副反応らしきものはない。オフィスで体温を測る。朝は36度5分、接種後は36度6分。2回目は6月25日。以上が私のコロナワクチン接種体験記である。

   正直にいえば、私は接種にためらっていた。他国と比べても高い接種後の死亡率。ファイザー製はまだ安心だが、モデルナやアスラゼネカは急遽承認されたものだから、日本人への副反応がどの程度かよく分からない。それを、牛や豚じゃあるまいし、1日100万人というふざけた目標を掲げた菅首相の命令一下、数珠つなぎで打たれてはたまらないと思っていた。

   しかし、接種を終えてみて、かすかだが少しホッとした自分がいる。個人的には東京五輪など中止して、希望するすべての国民にワクチン接種をして、ゆるやかに以前の平凡な生活に戻っていけるようにすべきだと思う。その第一段階が、ワクチン接種であるはずだ。

尾身茂会長よく言った!「パンデミックで五輪なんて普通ではない」菅首相に強烈パンチ

   ニューズウイーク日本版で、接種体験記を書いている英国在住のジャーナリスト、コリン・ジョイスは、1回目はアストラゼネカ製だったが、コロナ腕にかかり、痛みはそれほどではなかったが、「不快感は6週間続いた」そうだ。イギリスでは5月26日時点で、成人の72.9%が1回目の接種を終え、44.8%が2回目の接種を完了、重症化しやすいという70歳以上の市民はほぼ全員接種を終えたという。

   こうした大量接種を可能にした要因の一つは、1回目と2回目の接種の間隔を最大12週間開けるという政府の決定だったという。「少数の人を完璧に保護するより、できるだけ多くの人に一定の予防効果を提供することを優先した」からだという。

   尾身茂感染症対策分科会会長の参院厚生労働委員会での発言が注目を集めている。尾身会長は「本来は、パンデミック(世界的大流行)の所で(五輪を)やるのは普通ではない。やろうとするのなら、強い覚悟でやってもらう必要がある」と述べたのである。覚悟も対策もない菅首相への痛烈な批判である。剣道四段のサムライが意を決して突き付けた、この国への檄だと私は思った。

   メディアでは、菅や西村には伝わっても、IOCに伝わらない苛立ちからの発言などと的外れな論調もあるが、尾身のこれまでの発言を見れば、国民の命と安全を蔑ろにして五輪を強行しようとする菅への苛立ちであることは間違いない。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)、『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)、『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)、『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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