タクシー死傷事故の運転手死亡 母親が阿部祐二に語ったこと

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   「(司会の)加藤さん、タクシーが暴走です」とリポーターの阿部祐二が13日(2021年9月)、伝えた。東京都千代田区の路上で、歩行者ら6人が次々に巻き込まれ、タクシー運転手と歩行者1人が死亡した。

   事故があったのは11日夕、千代田区役所の目の前の内堀通り。タクシーは前の信号が青になっても運転しないため、後ろの車がクラクションを鳴らしたところ、急発進し、歩道に乗り上げ、歩行者をはね、街路樹に衝突した。この事故で歩道にいた70代の女性が死亡、9歳の女児らが重軽傷を負った。タクシー運転手の山本斉さん(64)は12日朝に死亡が確認された。

  • 番組ツイッターより
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死因は「クモ膜下出血」

   通報した目撃者は「タクシーの運転手は下を向いていた。携帯を見ているのかなという感じだったが、もしかしたら具合が悪かったのかもしれない」という。

   タクシーには普段は「空車」「回送」など表示するところに「SOS」という文字がついていた。個人タクシーを経営している人は「SOSは緊急事態を周囲に知らせるためだが、衝撃でスイッチに触れたんじゃないだろうか」と推測する。

   阿部はきのう、タクシーを運転していた山本さんの母親に取材した。「どんな息子さんだったのですか」と聞くと、母親「それは真面目な、真面目な本当に真面目一本の子でした。第一、亡くなった人にね、本当、ひどい目にして。本当、何というていいかわかりません」「前は収入がたくさんあったけど、今はね、コロナの影響で売り上げが少ないから土曜日も休まずに行きました」。

   体調についても、「急に頭の具合が悪くなったかなと思いますよ。診断書は、くも膜下出血ですよ。急に、くも膜下出血が出たんでしょうかね。持病はありませんよ、なにも。朝も元気で行きましたよ」という。

   司会の加藤浩次「死因はくも膜下ということですね。こういう事故が起きてしまうんでしょうか」

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員「車が危険を察知したら自動的に作動するようなことをやらざるを得ませんね」

(一ツ石)

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