2024年 3月 19日 (火)

野田聖子氏「4度目の正直」出馬の波紋、一番打撃を受けるのは河野氏か

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   きょう17日(2021年9月)に告示される自民党総裁選をめぐり、きのう16日夕になって、野田聖子幹事長代行も名乗りを上げ、岸田文雄、高市早苗、河野太郎氏に加えて4人での争いになった。投開票が行われる今月29日まで、討論会などを通じて政策をアピールする。きょうの「あさチャン!」は、野田氏の「4度目の正直」に焦点を当てた。

   野田氏はきのう、自民党本部のエレベーター前で「これまで主役になれなかった女性、子ども、高齢者、障がい者がしっかりと生きていける保守の政治を、自民党の中で作り上げていきたいと思います」と、立ったまま晴れ晴れとした表情で語った。野田氏は過去3回、20人の推薦人を確保できずに総裁選立候補を断念した経緯があり、今回が念願の初出馬となった。

  • 記者会見する自民党・野田聖子幹事長代行(2020年9月)
    記者会見する自民党・野田聖子幹事長代行(2020年9月)
  • 記者会見する自民党・野田聖子幹事長代行(2020年9月)

本会議で「ぎちょーーっ(議長)!」野田氏の懐かしい映像も

   野田氏は自民党の女性衆院議員の中で最多の9回の当選を誇る。番組では、1993年の初登院の際に白いスーツ姿で「頑張ろうという気持ちでいっぱいになった」と話す映像や、衆議院本会議で「ぎちょーーーっ(議長)!」と大声を張り上げる議事進行係を務めた22年前の映像も流れた。

   野田氏は、初当選の際に花で作った冠をかぶっていたことや女性議員が少なかったこともあり、「(当初は)お姫様のイメージが定着していた」と過去に自身で語っていたが。小泉政権時には郵政民営化に反対して自民党を離党したこともあるなど、「モノ言う政治家」でもある。

   日比麻音子アナウンサー「野田氏が出馬することで、総裁選の行方にどんな影響を与えるのでしょうか」

   TBSスペシャルコメンテーターの星浩氏は「一番影響を受けるのは河野さん。河野さんにとっては野田さんの出馬は誤算だった」とみる。1回目の投票では河野氏が党員投票で票を集めるとみられるが、「議員票は岸田さんの方が上ということもあって、河野、岸田で決戦投票となると、高市さんや野田さんの票の半数以上は岸田さんの方に流れる可能性が高い」と解説した。

(キャンディ)

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