長嶋一茂、新庄監督に一抹の不安 「球界には封建的思いの先輩方もいるからなあ」

   プロ野球・日本ハムの新監督に就任した新庄剛志さん（49）がきのう4日（2021年11月）、札幌市で開いた会見で仰天発言を連発した。「会場がわきました」と、5日の放送で司会の羽鳥慎一が伝えた。

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  長嶋一茂さん（2019年撮影）

羽鳥慎一「盛り上がりますね。変わるかもしれない」

   ワインレッドのスーツで大きな白い襟を立てたスタイルで現れた新庄さんは「選手兼監督で契約してもらいました」と切り出した。「いえいえ、監督だけです」と隣の球団社長。その就任要請をされたときに、新庄さんは「1秒（で決めた）。日本ハムもプロ野球も変えていきたい、俺の出番だろうの気持ちです」「暴れまっせ、新しい野球を作っていきます」とも強調した。さらに、監督でなく「ビッグボスと呼んで」「優勝なんかいっさい目指しません」と話し、投手3人、野手4人のタレントを作りたい、SNSで試合中にインスタライブするアイデアも話した。契約は10年の球団申し入れを1年にしてもらったという。

   長嶋一茂（スポーツプロジューサー）「勝つこととファン獲得は、今の日本ハムでは別に考えた方がいい。ただ勝てばいいという時代ではない。（新庄発言は）おもしろい、エンタメ性を感じさせるが、今のプロ球界には封建的思いの先輩方もいるからなあ」

   日本ハムファイターズは札幌と千歳空港の間にある北広島市に開閉屋根の新球場を建設中で、2023年には移転の予定だ。新庄新監督の経済効果は、一説に全国で59億円余りという試算もある。

   羽鳥「盛り上がりますね。変わるかもしれない」

（あっちゃん）