2024年 3月 19日 (火)

<今週のワイドショー> オミクロン株に広がる危機感 水際対策は迷走

   新型コロナウィルスの新たな変異株「オミクロン株」が世界の脅威になっている。日本でも11月30日(2021年)に成田空港の検疫で国内初の感染者が確認され、翌12月1日に2人目の感染が分かり、市中感染への危機感が高まる。

   感染力が非常に強いとされるが、まだ情報は少なく、今のワクチンが効くのか、重症化リスクがあるのかなど、不明な点が多い。

  • オミクロン株への警戒が広がっている(写真はイメ―ジ)
    オミクロン株への警戒が広がっている(写真はイメ―ジ)
  • オミクロン株への警戒が広がっている(写真はイメ―ジ)

「日本人の帰国」や「3回目ワクチン」めぐり...

   (J-CAST)テレビウォッチ・ワイドショー通信簿が取り上げた「新変異株『オミクロン』、いま分かっている事 スッキリで専門家解説」(11月29日、日テレ系「スッキリ」)では、いち早く脅威を解説、米国立研究機関研究員の峰宗太郎氏が「WHOはかなり早く動いた。まずは水際対策」と指摘した。

   その政府の水際対策はどうなっているのか。「結局、日本人の『帰国』はOK? 安住アナ『方針に混乱が見られます』」(12月2日、TBS系「THE TIME,」)で、毎日変わる水際対策を伝えた。その矢先の2日午前、岸田文雄首相は「混乱を招いた」として日本到着便の新規予約停止要請を撤回、番組で取り上げた通りの混乱ぶりを露呈した。

   変異株の出現で、さらに関心が高まる3回目のワクチン接種についても、「厚労省に玉川徹『バカだと思うんだよね』 3回目ワクチンめぐる認識にあ然」(1日、テレビ朝日系「モーニングショー」)で、間隔を「8カ月以上」とした厚労省の対応を批判した。自治体からも間隔を短縮してほしいと「見直し」の声が高まっており、政府は前倒しも検討している。

(ムギ)

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