カムカム森岡が「ただのおいでやす小田」に シリアス前半から一転、ジョーにツッコミの嵐

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」3月14日(2022年)放送回で、森岡新平を演じるおいでやす小田さんがお茶の間に笑いをもたらした。(ネタバレあり)

   失恋のうっぷんをぶつけ合い喧嘩していた大月ひなた(川栄李奈さん)と桃太郎(青木柚さん)姉弟に、父の錠一郎(オダギリジョーさん)は初めてトランペットを構えた姿を見せ、自分がかつてトランペット奏者だったこと、突然吹けなくなって死まで考えたこと、るい(深津絵里さん)に救われたことなどを明かし、

「何が言いたいかっていうとやな。それでも人生は続いていく。そういうことや」

と2人を励ました。

  • NHKの「カムカムエヴリバディ」番組サイトより
    NHKの「カムカムエヴリバディ」番組サイトより
  • NHKの「カムカムエヴリバディ」番組サイトより

「うるさいなー!」

   桃太郎が生まれた頃に「あきらめたっていうか何か吹っ切れた」と言った錠一郎に、るいはひなたと桃太郎がいなくなってから

「嘘やんね?あきらめたやなんて。私は信じてる。またジョーさんがトランペット吹ける日が来るって」

と問いかける。錠一郎は

「時々試してた、今日みたいに。ある日突然治ってるかもしれへん思て。けどあかんかった。この30年何べんも試したけどあかんかった」
「トランペットを持つ。口にマウスピースを当てる。息を吹き込む。夢みたいな音が出る。薄れていくんや、あの感覚が。トランペットが、僕にさよならを言うてる。そんな気がするんや」

と答え、トランペットをそっとしまった。その背中を前に、るいは何も言えずただ涙していた。

   時はクリスマス、あかね通り商店街では福引きのイベントが行われ、サンタクロースの扮装をした錠一郎がガラポン抽選機の番をしていた。

   券を持ってきた子供に錠一郎が「10枚だから10回」と言うと、後ろで景品を整理していた森岡新平(おいでやす小田さん)が「ちゃうちゃうちゃう!これ補助券や!1回な」と声を張り上げた。

   子供がガラポンを回すと錠一郎は「お~!大当たり1等~!」とベルを鳴らしたが、新平はまた「ちゃうて~大月さん!1等は赤玉や!」と叫び、新平の目の前でベルを鳴らす錠一郎に「うるさいなー!」と怒鳴っていた。

   前半のシリアスな内容から一転、新平を演じるおいでやす小田さんが自身の芸のように声を張り上げるツッコミを見せたことで、ツイッターなどは

「酒屋のおっちゃんがただのおいでやす小田さんwww」
「さっきのシリアスなシーンとの振り幅www」
「今日のは『森岡さん』じゃなくて『おいでやす小田さん』やった」

と盛り上がっていた。

(TT)

姉妹サイト