2024年 5月 7日 (火)

ソウル群衆事故、「押せ押せ」叫んだ「ウサギ耳男が主犯」とSNS誹謗中傷、真相は(めざまし8)

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   ソウルの繁華街梨泰院で起きた雑踏事故は、韓国内で「魔女狩りのような犯人探しが広がっています」と3日(2022年11月)のめざまし8で 永島優美アナウンサーが伝えた。押せ押せと叫んで誘発したとSNSで名指しされた「ウサギ耳男性」が心境を語った。

  • SNSで根拠なしの「魔女狩り」が始まっている
    SNSで根拠なしの「魔女狩り」が始まっている
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名指し男性「事故の時にはそこにいなかった」アリバイ公表

   韓国内のSNSには「分け目パーマのウサギヘアバンドをした20代後半の男性 自首しろ!」「この人を必ず処罰して。梨泰院事故の主犯です」といったコメントが。

   問題の男性はこうした誹謗中傷のために「個人情報を全部知られ、気づかれてはと外で頭を上げられなかった」という。当日たしかに梨泰院に行ったそうだが「事故の時はそこにはいなかった」と、SNS上の地下鉄乗車記録を示した。事故発生は22時15分ごろだが、男性は梨泰院駅から21時55分39秒に乗車、22時17分00秒に合井という駅で降車し、発生時刻に現場にいなかったとするアリバイを示した。「魔女狩りに遭い、心を痛めました」と話した。

   ほかの関係者からも事故にからんだ発言が続いた。発生から2時間後に駆けつけた医師は「指令塔が機能しておらず、自分の判断で行動するしかなかった。一人一人全員を助けられる状況ではなかった。感情を抱く余裕もなかった」、10人の心臓マッサージをした高校生は「2人は救えた。残りの方は」と涙ぐんだ。日本人を手当てした男性は「女性を救急車の後ろまで抱えていって寝かせた。女性は意識がありましたが、力が完全に抜けた状態で、汗をすごくかいていました」と振り返った。

   司会の谷原章介「喜び騒ぐ場が悲劇の場所に変わってしまいました。世界中から人が集まる場所で、世界の方にとって大きな被害だと思います」

(あっちゃん)

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