「最強」寒波の影響 阿部祐二が「非常に危険な状態」と伝えた事態

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   最強クラスの寒波により「全国各地で大雪や強風の被害です」と、25日(2023年1月)のスッキリで森圭介アナウンサーが伝えた。広い範囲で冬本番の天候が荒れた。

   気象予報士の松並健治「きのう朝まで雨の所も、午後どんどんどんどん雪になった。今回特徴的だったのは、中国地方の岡山県内で朝6時までの24時間降雪量が90センチ(岡山県真庭市上長田)と、近畿から中国地方にかけて記録的大雪だったことです」

  • 寒波の影響が各地で(写真はイメージ)
    寒波の影響が各地で(写真はイメージ)
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京都駅前からリポート

   近畿地方で列車の立ち往生がつづいた。JR京都線の15本が客の乗せたまま動けず、このうち3本は客を線路に降ろして駅に誘導した。

   京都駅前にいる阿部祐二リポーターが「番組が始まる朝8時の10分前までは吹雪でした。まだ底冷えがしています」と話す声も寒さにふるえそう。タクシー待ちに長蛇の列、駅構内の階段や手すりにも雪が積もった。1997年に現在のデザインに改装した京都駅は、コンコースの大きな吹き抜けが特徴だが、そこから雪や風が流れ込んだらしい。京都市のきのうの最大瞬間風速は17.1メートル、積雪は15センチ。

   神戸市内は路面が凍結、午前2時半ごろでも渋滞が起きた。松江市からは地元日本海テレビのリポーターが「台風並みの風が吹き付けています」と声を張り上げた。こちらは最大瞬間風速25.5メートル。大分県別府市では、62歳の男性が倒木で打たれ死亡。新潟県魚沼市の積雪は189センチに達し、長岡市は駅のあたり一面まっ白、「慣れていますけど、度を超すと、やっぱりイヤ」とウンザリ声で語った。

   気象庁は岡山県内に「顕著な大雪に関する気象情報」を発表。京都駅の阿部リポーターからは「氷点下で凍った路面が溶けず、非常に危険な状態です」と生中継が入った。

   司会の加藤浩次「雪に慣れていない地域だと大変ですね」

   松並予報士「平年の40倍ぐらい積もった地域もあります。生まれて初めての経験という人がほとんどだと思います」

   宮崎哲弥(評論家)「東京も冷たい風が吹きつけた。ビルの上で仕事で写真を撮っていたが、凍えるぐらいだった」

   これからの天気は「大雪より猛吹雪、暴風雪にかわっていく」(松並気象予報士)という。

(あっちゃん)

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