カンニング竹山の仕事論に竹内由恵「めちゃめちゃ勉強になります」

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   オードリーの2人がMCを務め、今注目の有名人と「事前アンケートなし、打ち合わせなし」のフリートークを繰り広げる「あちこちオードリー」(テレビ東京系)。3月22日(2023年)の放送は人気企画「私の教訓どうですか?芸能界が生きやすくなる参考書を作ろう!」の第6弾。番組初登場のカンニング竹山さん、元テレビ朝日アナウンサーの竹内由恵さん、俳優としても活躍している野呂佳代さんの3人が、それぞれの芸能生活で得た含蓄のある教訓を披露しました。

   番組を盛り上げたのは、芸歴33年で芸能界の酸いも甘みも噛み分けてきたカンニング竹山さんです。番組の冒頭で「○○ファミリーと言われたり思われたりしないようにする」という教訓すると、オードリーの2人は手を叩きながら「素晴らしい!」と絶賛します。

  • テレビ東京の「あちこちオードリー」サイトより
    テレビ東京の「あちこちオードリー」サイトより
  • テレビ東京の「あちこちオードリー」サイトより

オードリー若林の「〇〇ファミリー」への眼差し

   「これ、私が言うと『お前アッコファミリーだろ』と言われると思うんだけど」と前置きした上で、「基本的に◯◯ファミリーと言われるのはマイナスです。色が付くから」と続けた竹山さん。アッコ(和田アキ子)ファミリーと周囲から括られることは多いけれど、自ら名乗ることはないと言い、「いろんなファミリーにちょこちょこ顔を出して、いろんな人と仲良くなり、いろんなタイプの話をしていく。そうするといろんな人と仕事ができる。これを守った方がいい」と、教訓の真意を説明します。

   オードリー・若林正恭さんが「アッコさん、ダウンタウン、とんねるず、とこんなに満遍なくいってる人って他にいないですよね」と言うと、竹山さんは「ひとつのファミリーの飲み会ばかりに行くと、いろんな意見が聞けない。芸能界のコツは、『広く浅く』なんです」ときっぱり。ひとつのエリアだけに深くいったところで、どうせいつか売れなくなるんだから。売れなくなった時には、芸能界って本当冷たいからね。どうせ最後はひとりぼっちなんですから。誰も助けてくれないですから」と達観したように話します。

   これに対する若林さんの意見は「自分の仕事の得があると思ってファミリーに入ると危ないかもしれない。そこで主従関係が生まれちゃいますもんね」。若林さん自身も「ファミリーですよ!」と自ら名乗る人は警戒してしまうそうで、逆に自らファミリーというのを嫌がったり照れたり人と組むことが多いと話していました。

   さらに竹山さんは、今後「ローションまみれ」など体当たりの企画に挑戦したいと話す竹内さんに対して、「借金か離婚前かと心配になっちゃう。スキルにないことを無理やりやると、人は見ていられなくなる」と忠告。「キャリアにないことをやろうと失敗する。自分の中で持っているものでしかタレントとしては成功しない。竹内さんの人生にあったものをやったほうがいい」とアドバイスを送ると、バラエティ番組での経験が豊富な野呂さんも「やられる人はかわいそうと思われちゃダメ」と諭し、人生相談のような意外な展開に。貴重なアドバイスを得た竹内さんは、「めちゃめちゃ勉強になります」と聞き入っていました。

   放送後のツイッターでは「○◯ファミリーとかいってズブズブの関係になると、親分が堕ちたら一緒に失脚するんだよね」「自分の人生にないものはやらない方が良いっていうの、芸能界だけじゃなくて通ずるところがあると思う」など、竹山さんの教訓話に感心する声が続出。今回初出演だった竹山さんですが、2回目の出演も近いかもしれません。

(Hibunny)

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