【どうする家康】炎の中でひとり家康を待つ信長の「愛」、本能寺の変は2人の悲恋物語だった...

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   NHK大河ドラマ「どうする家康」、7月23日(2023年)放送回。信長(岡田准一)に挑発され、自分が世を治めると宣言した家康(松本潤)。その後、信長がわずかな手勢のみを連れて京の本能寺に入る。堺で待機している家康は信長を討つチャンスがきた。ところがその瞬間に信長の首が獲られた速報が飛び込んでくる。その頃、本能寺は炎に包まれていた。(ネタバレあり)

  • NHK「どうする家康」番組サイトより
    NHK「どうする家康」番組サイトより
  • NHK「どうする家康」番組サイトより

明智光秀は陳腐で矮小な人物に描かれた

   築山事件以来、家康の信長嫌いはピーク。「もうこれ以上大事なものは奪わせない」と鼻息荒い。家康ばかりではない、光秀(酒向芳)、お市(北川景子)、親族、業界関係者から蛇蝎(だかつ)のごとく嫌われている信長。信長自身も自分を嫌って「全部俺のせい」と自身の生きざまを振り返っていた。圧倒的な強さの代償である。

   本能寺の炎のなかで「家康」をひとり想いながら「待つ」信長。家康も本能寺に駆けつけるなか信長を一心に思い続ける。このドラマでは本能寺の変は2人の悲恋物語なのだ。

   家康のような男に憧れていた信長は、その気持ちを誰にも打ち明けず、家康にだけ伝えてきた。また家康は、信長のようには生きられないが、目の上のたんこぶがいなければ生きられなかった。2人の愛が信長の最後に本能寺の炎とともに燃え上がるという驚きの展開。

   家康に討たれれば本望であると、人員も手薄にして本能寺で待ち続けていたのに、最後まで家康は姿を現さなかった。家康は信長を討つ覚悟が決まったかと思えば、「やっぱり討てない」と尻込み。どこまでも優柔不断な男である。だがもしも、本能寺に乗り込んでいって信長の討ったならば、いや信長の愛情に応えてしまったならば、サル秀吉に間髪入れずに討たれてしまったかもしれない。そうなると江戸は遠く乱世がいつまでも続いたのだろうか。

   一方光秀(酒向芳)は、信長にコテンパンに怒られた恨みがトリガーになって、殿を裏切るという陳腐な男として描かれている。血だらけの信長に「きんかん頭」と言い捨てられて激怒する矮小さも、信長の家康への愛が浮き彫りになる形となった。

   本能寺に消えていく信長の最後の場面では「岡田信長との絆の回やったなー。さみしいなあ」「家康にフラれる信長」「信長が岡田くんでよかった」「信長と家康って・・・できてたんだな」などの投稿で沸いた。

(Y・U)

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