|
翻訳 
英語
小沢一郎の「無節操」経済政策小沢一郎はそのぶっきらぼうな外見や、断定的なものの言い方から「愚直で不器用な剛腕政治家」と見られがちだ。ところが経済政策に関しては「無節操」といえるほど融通無碍(むげ)である。よく言えば状況対応型。経済状態や政敵の主張を睨みながら、自分の座標軸を動かすプラグマティストである。 ![]() 小沢登場で国会の論戦は盛り上がるのか 慶応大学経済学部を卒業した経済学士。だが国会議員になってから経済を積極的に語る場面は少なかった。自民党時代、小沢の得意分野は政策でなく、党務・閥務であり、権力闘争や利権の配分に主眼が置かれていた。これは自民党議員の一般的特徴で、小沢にかぎったことではない。 昔は「大きな政府」にどっぷりつかる
政策は官僚組織に丸投げし、官僚組織の人事権を掌握することが長期政権を続けた自民党のやり方。上流の基本政策は役人に任せ、下流の政策効果は自らの選挙区や支持母体(業界)に利益が落ちる構造を作り上げた。方向付けは官僚が行うが、具体的な「箇所付け」に政治家が関与する。 持論だった自己責任・競争原理は後退
同時に米国の要請を取り入れた。日本市場の開放を求める米国は、規制緩和・市場開放を望んでいた。自民党族議員と官僚組織が言ったとなった既得権を崩す改革路線は、小沢新党が米国政府の後ろ盾を得るのに欠かせない政策だった。 文: 山田厚史
関連記事 |
注目記事
ads by Overture
▼アクセスランキング▼コメントランキング |





