「みのもんた」どう答える 「おもいッきり」の「ウソ」?「納豆ダイエット」の実験データ捏造問題で、関西テレビ放送の「発掘!あるある大事典Ⅱ」でのあらたな捏造疑惑が次々と発覚しているが、みのもんたが司会者を務める日本テレビ系情報番組「おもいッきりテレビ」についても問題があるのは間違いないようだ。実は2005年の段階で、多くの「誤り」「矛盾」「改変」が研究者から指摘されていた。 みのもんたは自身が司会を務めるTBS系情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」で2007年1月22日、「あるあるⅡ」の「納豆ダイエット」特集の捏造発覚を受け、次のように述べていた。 みの氏は「(ウソは)ありえないんです」というが…健康情報をとりあげる「おもいッきりテレビ」は大人気番組だが…(日テレより) 「私のやってる健康番組、20年続きました。『おもいッきりテレビ』。なぜ続いたと思いますか?捏造だとか、ウソだとかは通用しないんです」 では、「おもいッきりテレビ」にはウソは全くないのだろうか。みの氏は明確にこれを否定している。 「(健康情報を提供する)根拠はね、我々『おもいッきりテレビ』のスタッフはですね、200人近くいるんですけど、日本で行われる学会のほとんどに出席して、学会で頂く学会の資料をですよ、全部頂いて、そんなかからネタを選んで、学会の了承を得て、やってたんですから。(捏造やウソなんて)ありえないんです」 「ひとつだけ間違っちゃいけないのは何かっていったらね、誇張してはいけない、データはそのまんま発表しなきゃいけない、研究している専門のドクターに必ず生放送に立ち会ってもらう。それをやっぱ守らないとこう(「あるある」のように)なっちゃうんですよ」 さて、みのもんたのこうした発言を根底から覆すような研究者の指摘があったことをご存知だろうか。J-CASTニュースが1月30日に報じた「健康を扱うテレビ人気番組 すべて『疑惑あり』」でもコメントを寄せてくれた群馬大学教育学部の高橋久仁子教授は、J-CASTニュースに対し、次のように答えていた。 「『おもいッきりテレビ』も『あるある』と同じぐらいひどい」 『論座』(朝日新聞社)05年9月号の同教授の「こんなにおかしい!テレビの健康情報娯楽番組」という記事では、「おもいッきりテレビ」の驚くべき「誤り」が紹介されている。それは次のような具合だ。 「矛盾」や「誇張」がゾロゾロ
02年4月1日放送の「『自然塩』なら20gとっても大丈夫」とする特集において、被験者に自然塩を摂取させ血圧が下がったとする「実験」が紹介されたが、精製塩を摂取した被験者の比較実験を行っていないにもかかわらず、「自然塩なら減塩は必要ない」とした。 などなど、「おもいッきりテレビ」の「健康」情報にも問題はありそうだ。そして、さらに同教授は、04年3月8日放送「怖い糖尿病にならないために」で引用された学術論文の「改変」までなされていたと記事のなかで指摘する。 ●「食後に大量のシナモンを摂取」が「食事に少量のシナモンを加える」に
これが事実なら、みの氏の「データをそのまんま発表する」という姿勢からは程遠い内容だ。これについて、高橋教授は「『糖尿病になりたくなければ料理に少量のシナモンをふりかけ、毎日適量のビールを飲み、ナッツをつまみにするといい』という筋書きにしたいという意図が働いていたと思われても仕方ない」と指摘している。 「タレントが2~3人以上参加する情報娯楽番組には必ず誇張が入る。こうした番組は、おもしろおかしく、真に受けないで、笑い飛ばしてもらえるといいと思う」 と答えている。
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