悪しき習慣「義理チョコ」 「バレンタイン」もうやめろ恋人たちが愛を誓い合う――そんな2月14日の「バレンタインデー」の習慣に、なんだか今年は異変が起きそうだ。渋谷では、「バレンタイン粉砕デモ」が起こり、海外でも「アンチバレンタイン」のTシャツやカードまでが出回っている。好きな人だけやっていればいい、とも思えるバレンタインだが、急に風当たりが強まってきた。 2007年2月11日、渋谷の街におかしなデモ隊が出現した。政治的スローガンを掲げるのが一般的な「デモ」だが、なにやら彼らが掲げるのは「バレンタイン粉砕」なのだ。彼らが配布するビラには次のように書かれている。 世界各国で「アンチバレンタイン」の機運今年はバレンタインチョコにも逆風の機運!? 「バレンタインに向け情勢が緊迫化する中、反動的カップル集団は非モテ・喪男(編注:モテない男)・童貞のフラレタリア階級に対しさらなる弾圧を深めている。恋愛ブルジョワ階級は恋愛普遍/至上/資本主義によって人々を搾取と収奪の限りを尽くし階級的な諸矛盾を爆発させる状況を示しているのだ」
このデモを決行した革命的非モテ同盟のHPによれば、この「バレンタイン粉砕デモ」は「歴史的大成功」をおさめたようで、「街行く反動カップル集団に徹底的な恐怖を与え戦慄せしめ」、「バレンタインに抑圧される人民大衆には革命的意志を伝える」ことができたのだという。
男性の70%が「自分には無関係」
ハー・ストーリーが2003年に発表した「バレンタイン・デーについて」調査結果(500人回答)によれば、「義理チョコ」の交換をするのを「無意味」(「どちらかといえば無意味」含む)であるとしたのは、全体の40%で、男性については半数以上が「無意味」と回答した。2006年の東京電力のアンケートでも、「今年のバレンタインデーはあなたにとってハッピー?ゆうつ?」という質問に対し、女性の51%、男性の70%が「自分には無関係 何とも思わない」と答えており、「ハッピーな日」と答えた人を圧倒した。 「(バレンタインのチョコ交換が)過熱気味で、やめたいと思っていた社員もいたようです。現在では定着し、いい取り組みだという意見が多いですよ」 と答えている。
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