若者と「串カツ」のおかげで復活 通天閣、万博以来入場者数100万人超

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   大阪のシンボル・通天閣(大阪市浪速区)の2007年度の入場者が100万人を突破したことがわかった。大阪万博でにぎわった1970年度以来、37年ぶりのことだ。周辺の商店街「新世界」に串カツ専門店が多数出店、「昭和レトロを感じさせる」とブームになり、若い観光客が増えたのが原因だという。

約40軒の串カツ店が看板を連ねる
約40軒の串カツ店が看板を連ねる

   運営会社・通天閣観光の高井隆光副社長によると、「新世界」には古めかしい串カツ店約40店舗が軒を連ねている。

   新世界が発祥の地と言われる串カツは、肉や魚介類、野菜などを一口大にして揚げ、串に刺したカツを、深めの容器に入ったウスターソースに浸けて食べるスタイルで有名だ。ソースは隣り合う客同士が共有で使うために、「2度付けは禁止」と書かれている。その独特の食べ方も話題をよんでいる。

   立ち食いか、椅子があってもカウンター形式が中心だが、最近では若者をターゲットにした新しいタイプの店も出店されている。ジャズやダンスミュージックなどを聴きながら、ゆったりと食べられる店や、ダーツなどで遊べるスペースがある、串カツ屋とは思えないような店も登場した。

連続テレビ小説のロケ地に使われたのがきっかけ

   注目されるきっかけとなったのは、1996年にNHKが放送した連続テレビ小説「ふたりっ子」のロケ地に使われたことだ。マスコミからも取り上げられ、注目を集めたことで地元市民の意識が変化。それまでの「汚い」「寂れた」イメージを払拭しようと、地元市民団体の新世界町会連合会兼振興町を中心に改善が進められている。

   高井副社長は、「入場数が20万人まで低迷したこともあったが、地元市民とともに『暗黒時代』を耐え抜いたからこそ今がある」と振り返る。 市民自らお金を出し合って商店街にアーケードを設けたり、店をきれいにしたりと改善を進めた。そうした努力が実った結果だ。

   塔内に幸福の神様として祀られている「ビリケンさん」が生誕100周年を迎えたことを記念し、08年3月1日には携帯サイトがオープン。開催中のイベントや、タレントなど著名人の来塔情報なども発信する。

   塔の上部に設置されたライトの色で明日の天気がわかったり、時報を伝えたりと50年以上の間、市民の生活の一部として溶け込んでいる通天閣。一時は入場者数が20万人まで落ち込み経営難に陥った。塔の復興を一番喜んでいるのは、地元市民なのだ。

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