30社回って内定出ない 「エンドレス」大学4年の就活 

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   大学生の就職が厳しい。厚生労働省の発表によると、2009年10月1日時点の内定率は約63%。かなりの数の大学4年生が11月になっても就職活動を続けている。しかし、大手企業の採用活動は10月にはほぼ終わり、11月時点で残っているのは中小企業がほとんどだ。

   厚生労働省と文部科学省は2009年11月19日、10年卒業予定の大学生の就職内定率を発表した。全体の内定率は62.5%で08年から7.4ポイント下落。下落幅は96年以来最大だった。男女別だと、男子は63.3%(前年同期比6.5ポイント減)で、女子は61.6%(同8.5ポイント減)。特に厳しい数字が出たのが「私立女子」(57.3%)で、前年同期より10ポイント以上も落ちている。

大学に企業を招いて採用選考活動

   こうした厳しい就職情勢を受けて、明治大学では11月14日と21日に、「年内までに就職を決めよう!」をテーマに「学内採用選考会・面接会」を行った。通常の企業合同説明会とは異なり、参加企業がその場で実際に学生の面接や筆記試験を行うというもので、駿河台キャンパスに約70の企業が集まった。明治大学の広報担当者は

「今年度は内定が出ていない学生が非常に多い。30社回っても内定が出ないということもあるようです。救済措置としてやらざるを得ない状況です」

   と話す。大学に企業を招いての選考活動は、他大学でもあまりやっておらず、開くこと自体が異例だ。14日と21日合わせて約430名の参加申込みがあった。「この時期に内定が出ないと『既卒』扱いになってしまいます。1人でも多くの内定者が出れば」

   といい、12月5日にも同様の学内選考会の実施を予定している。

   しかし、11月以降に採用活動を行っている企業はそう多くない。今回参加した企業も、

「中には証券や製薬といった世間で名の知られている企業もありますが、基本的には中小がほとんど」

   といい、大手に行きたい学生にとっては中々難しい現状だ。

「就職浪人しないで正社員として職歴磨くべきだ」

   リクルートに聞いても同様で、大手企業の採用活動は既にほぼ終了しており、イベントも大学3年生向けのものしか行っていない。では、秋以降も就職活動を続けている大学4年生はどうすればいいのか。人事コンサルタントで、『若者はなぜ3年で辞めるのか?』などの著書がある城繁幸さんは

「4年でこの時期は基本的に中小とベンチャー企業を回るべきです。ごくたまに10月以降も秋採用をやっている企業もありますが、公務員試験落ちなどのエリートを狙っています。今まで全敗だった人がそこで受かるのは難しい」

   と話す。就職浪人するという選択肢も推奨しない。22歳から23歳と年齢が1つ上がるので、その分ハードルも上がるといい、「『1年で2年分成長しました』と言えればいいですが、そうでなければ中小やベンチャーで即戦力として職歴を磨いた方がいいです」。また、大手企業と中小企業の給与の差についても、

「最初の5年ぐらいはそんなに変わりません。決定的になるのは40歳を過ぎてからです。逆に言えば、最初から待遇や目先の金に拘るのではなく、入ったところで実力やスキルを身につけるべきです。中途採用では学歴や最初に入った会社は見ないで職歴を見ます。地方の出版社から電通に転職したという人もいますし、逆転は可能です」

   と指摘する。

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