長谷川洋三の産業ウォッチ
菅直人副総理の慎重:外国人労働者受け入れは先送り?

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「日本の場合、人口の5%も10%も外国人労働者を受け入れると摩擦を引き起こす可能性がある。外国人労働者の受け入れについて私個人の意見としては慎重だ」

   菅直人副総理兼財務相は2010年4月12日、日本外国特派員協会(FCCJ)での記者会見で、外国人労働者受け入れについての意見をただした私の質問にこう答えた。発言はトルコ人を大量に受け入れたドイツを念頭に置いたものだったが、民主党政権になって外国人労働者受け入れ論議は一段と先送りとなりそうだ。

   もっとも有力な鳩山首相の後継候補といわれるだけに会場は満員。「鳩山内閣は経済・財政運営については順調に動いている」と自信たっぷりに切り出し、「第二のケインズ革命を起こすことによって20年間にわたる経済停滞を脱出することができる。お金を循環させることがポイント」と強調した。

   懸案の消費税増税問題についても、「増税しても使い道を間違わなければ景気は良くなることを検証し、国民に理解を得られれば、消費税を持ち出すと選挙に負けるというトラウマから解放される」と明言した。ただ次期総理の可能性については「総理大臣は最低4年間、同じ人物が続けるべきだし、鳩山総理にもそう言っている。私としてはそのためにできることをするだけだ」とかわした。

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