2024年 5月 7日 (火)

「仲間うちでやった」の「ウソ」 野球賭博暴力団抜きありえない

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配当率考えながら10万円以上の単位でやり取りする

   大相撲の場合、暴力団と繋がりのある相撲関係者が窓口になったり、時には谷町(後援者)の誘いで手を染める場合があるという。胴元はマンションの一室を借り、そこに複数の電話を引く、といったケースが多い。賭けたい人はそこに電話をかけ、オッズ(配当率)を考えながら10万円以上の単位でやり取りするのが一般的だそうだ。

   さらに、オッズを素人が設定することなど不可能で、「仲間うちでプロ野球賭博」ということ自体が考えられないそうだ。

   このところ大相撲は、暴力団との「黒い交際」がいくつも取り沙汰されている。最近では暴力団関係者に大相撲の特別席チケットを渡したとして木瀬親方などが処分されている。

   それでは今回の琴光喜と、それ以外の複数の現役力士は暴力団とつながりはなかったのか。日本相撲協会に問い合わせてみたところ、

「調査している過程ですのでお話しできることはありません」

ということだった。

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