元気ない菅首相大丈夫か 目に力がない話しっぷり目立つ

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   菅直人首相に近頃どうも元気がない。近く予定されている民主党代表選で再選を目指す意向を固めたとされる割には、テレビカメラを前にしても目に力がない話しっぷりが目立つ。参院選敗北による衆参ねじれ現象を打開するメドが立たない中、気もそぞろなのだろうか。

   「首相 謎の行動」「執務室にいながら」。北方領土の元島民の孫ら中学生7人が首相官邸を訪問したが首相に会えなかった件を、2010年7月28日付の産経新聞朝刊はこう伝えた。

「引きこもり」を連想させる行動が

菅首相はお疲れ気味?それとも…
菅首相はお疲れ気味?それとも…

   訪問事業は毎年の恒例行事で、過去に首相と会えなかったのは国政選挙の日程絡みなど例外的だとも報じている。読売新聞も同じニュースを伝えており、「日程上困難だ」が理由としているが、「中学生の訪問時には執務室にいて、来客はなかった」としている。

   こうした「引きこもり」を連想させる菅首相の行動は、7月11日の参院選以降、複数回報じられている。

   「首相 惨敗ショック 公邸『ひきこもり』」。参院選の翌12日、首相が「公邸で大半の時間を過ごし、公務はほとんど手付かずだった」として、東京新聞はこう見出しをつけて報じた。参院選が非改選を含め与党過半数を下回る大敗で、「表情はさえず、惨敗のショックは隠せなかった」と伝えた。

   7月15日には、菅首相は当初発表より約2時間遅れた正午前に官邸入りした。15日午前の仙谷由人官房長官の会見では、首相の「遅れ」に関する質問が相次いだ。インターネット上では、「参院敗北ショックで半日引きこもり」などの指摘が相次いだ。

   6月8日に発足したばかりの菅内閣は、7月11日の参院選敗北という洗礼を受けた。与党過半数割れで衆参ねじれ状態に陥り、法案成立に暗雲が立ちこめている。これまでのところ連立協議に進展は見られず、内外に難題も山積だ。

   米軍普天間基地移設問題は、「8月末までの検討完了」の日米合意の履行は事実上困難で、11月の沖縄知事選以降に先送りする方向で進んでいる。もっとも、知事選を経たからといって事態が急に前に進む保障はまったくない。

   官邸が進める「政治主導の予算編成」を巡っても、前原誠司・国土交通相や山田正彦・農水相から異論が出ている。池田元久・財務副大臣にいたっては、7月26日の会見で「形の上で政治主導をみせるというか…」と、事実上財務省主導で話が進んでいたことを「暴露」してしまった。

小沢氏と会えない状態が続く

   党内情勢も思うように進んでいないようだ。参院選後の7月14日に小沢一郎・前幹事長にこれから会って参院選の報告をする考えを示した菅首相だが、小沢氏と会えない状態が続いている。23日には「今後また必要な点があれば(小沢氏に)改めてお願いしたい」と仕切り直しを宣言した。

   その後菅首相は、側近議員に代表選立候補への準備を始めるよう指示を出したとされ、7月29日の民主党両院議員総会の場で、何らかの態度を表明すると見られている。

   06年9月に発足した安倍晋三内閣、その後の福田康夫内閣は、いずれも首相(当時)の「投げ出し」で政権の幕を閉じた。直前の鳩山由紀夫内閣は9か月でやはり首相が政権を投げ出した。菅首相の元気のなさを見せられ続けると不安もよぎるが、大丈夫なのだろうか。

   こうした菅首相の現状について、元共同通信編集局長で近著に「小沢一郎 50の謎を解く」(文春新書)がある後藤謙次さんに話を聞いた。後藤さんは元「NEWS23」(TBS系)キャスターとしても知られる。

   菅首相の「元気のなさ」については、「往年のパワーが感じられないのは間違いないが、参院選敗北直後よりは回復しつつある」とみる。その上で「臨時国会をどう乗り切るか、代表選後の政局がどうなるのか、という不安感もにじんでいる」と指摘した。

   9月の代表選そのものではなく、なぜ「代表選後」なのか。「世論の動向をみても菅再選は容認されている」。その上で、9月以降の影響力を確保するために、小沢前幹事長側は対立候補を出して存在感を示すのか、容認の流れに乗るのかを見極めようとしているという。菅首相側にしても、小沢氏側と対決姿勢で臨むのかどうするのか、「互いに神経戦をやっている段階だ」。

   一見、元気がなさそうに見える菅首相だが、実は静かに闘志を燃やしているのだろうか。

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