10年の倒産件数13.9%減 「円高倒産」は増える

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   2010年の倒産件数は、前年比13.9%減の1万3321件になったと、企業情報の東京商工リサーチが2011年1月13日に発表した。減少は2年連続で、4年ぶりに1万4000件を割った。ただ、負債総額は日本航空や日本振興銀行などの大型倒産があったため、前年比3.3%増の7兆1607億円と、2年ぶりに増えた。

   業種別では、全10業種のうち、農・林・漁・鉱業を除く9業種で件数が減少した。不動産業、金融・保険業、卸売業、製造業では20%を超す減少率だった。政府の中小企業金融円滑化法などの資金繰り支援策が奏功したとみられる。

   倒産企業をみると、円高の進行による採算悪化を原因とした倒産が3.4倍の75件に急増。そのうちの約3割が通貨デリバティブ損失関連の倒産だった。

   なお、同時に発表された10年12月の倒産状況は、倒産件数が前年比2.9%減の1102件で、17か月連続で前年同月を下回った。負債総額は同16.6%減の2464億円だった。

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