岸部四郎の古書を「安値で売却」 「ミヤネ屋」風水企画が波紋

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   テレビ番組の企画で、タレント・岸部四郎さんが「15万円の価値がある」といっていた古書が640円で売られてしまうという「事件」があった。家の中を模様替えして運気を上昇させるという風水の企画だったのだが、番組が本人留守中に売ったことから、ネットでは「ひどい。岸部さんが可哀想だ」といった声が相次いでいる。

   岸部さんは2011年1月27日、読売テレビ(日本テレビ系列)の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。09年夏に病気で入院して以来、芸能活動が少なくなっている岸部さんの運気を上げるため、風水で自宅の模様替えをするという企画が行われた。

ブックオフに1冊20円で売却

   風水に詳しい女性お笑い芸人、出雲阿国(いずもの おくに)さんが登場。男性リポーターと一緒に岸部さんのマンションに行き、「間取りは悪くないけれど、使い方が悪い」と、家具の位置を変えるなどした。

   しばらくして2人は古そうな本の入った本棚を見つける。岸部さんは古書収集家として知られるが、出雲さんは「本棚は風水的にその人の頭の中を意味する。読んでない古い本しか置いてない人は頭の中が古い知識しかない。その人の知識にはほこりがかぶっている」と主張。岸部さんは怪訝そうな顔をして「あなたとは合わないようだ」と言うが、蔵書を売ることは了承した。

   蔵書の中には岸部さんが「吉田健一全集」といっているものがあり、岸部さんは、15万円の価値があると説明。吉田健一は昭和の英文学者で、古書市場では比較的人気が高い。しかし岸部さんが「後は任せます」と散歩に出てしまい、その間にブックオフのスタッフが登場。査定の結果、全集は1冊20円が32冊で640円、その他の古書を含め70冊3440円で売られた。

   帰ってきて売却価格を聞いて唖然とする岸部さんに、出雲さんは「風水的には整いましたから」と報告。出雲さんは3440円で掃除グッズを買い、岸部さんがそのお釣り170円を受け取って企画は終わった。

女性芸人のブログコメント欄閉鎖

   出雲さんはスタジオでも司会の宮根誠司さんに「勝手に岸部さんが15万円ぐらいの価値があると思い込んでいただけなんですよ」と説明していたが、番組終了後、2ちゃんねるやツイッターには「『ミヤネ屋』ひどい。岸部さん可哀そう」「いくらなんでも不愉快」といった書き込みが多数寄せられた。出雲さんのブログにも非難のコメントが寄せられ炎上。現在はコメント欄を閉鎖している。

   ブックオフ広報によると、ブックオフではコミックに関しては一部で高価買い取りを行っているが、それ以外の書籍は状態や在庫状況などから買い取り価格を決める。タイトルや中身は考慮されないので、古書店で高値がつく本も逆に安くなることがあるという。

「番組の査定に同席していたスタッフによると、(岸部さんの本は)状態が良くなかったそうです。通常のオペレーション通りにやりました」

と話す。宮根さんも28日、ツイッターで「保存状態等からあの値段になったようです。売却も岸辺さんの了解を得ていたのですが、VTRの中での説明が足りなかったかも知れません。誤解を与えてしまい申し訳ありませんでした」と釈明している。

   ただ、番組内で岸部さんは「吉田健一全集」と言っていたが、映像をよく見ると背表紙には「吉田健一著作集」と書いてあるようにも見える。この著作集は1980年前後に集英社から刊行されたもので全32冊。ある古書店スタッフによると、市場では32冊揃って4~5万円。買い取り価格は綺麗な状態で1万5000円~2万円ぐらいのことが多いという。仮に全集がこの著作集で15万円の価値はなかったとしても、640円よりは高そうだ。

   読売テレビには、この企画について視聴者から意見が寄せられたといい、広報担当者は「弊社に対して寄せられたご意見ご指摘は真摯に受け止め、今後の番組作りに活かしてまいります」と話している。

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