福島第一原発2号機で爆発音 格納容器「損傷」も

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   東京電力は2011年3月15日8時過ぎの会見で、福島第一原発の2号機で6時14分ごろに爆発音があったことを明らかにした。原子炉の格納容器の下部にある「圧力抑制室」(サプレッションプール)と呼ばれる設備が損傷した可能性があるという。東電は、同原発の一部従業員の一時退避を実施したとも発表した

   圧力抑制室は、格納容器の圧力を調整する役割を持つ。同抑制室の壁は事実上、格納容器の一部を形成している。格納容器は、放射能物質を閉じ込めておく「最後のとりで」だ。

放射性物質「ただちに健康に影響する量ではない」

   東電によると格納容器内の圧力が、通常の3気圧から1気圧へと急速に下がり、原発の敷地内で毎時965.5マイクロシーベルトという放射線の値を観測した。その後8時31分、福島第一原発の正門付近で、毎時8217マイクロシーベルトという放射線の量を観測したことを明らかにした。これは、一般の人が自然界から1年間で浴びる放射線の2倍から3倍を1時間に浴びる計算になるという。

   仮に圧力抑制室が損傷しているとすれば、外に放射性物質が漏れ出したことも否定できず、重大な事態も想定される。経済産業省の原子力安全・保安院によると、965.5マイクロシーベルトという値については「ただちに健康に影響する量ではない」としている。

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