2024年 4月 19日 (金)

レベル7、福島の観光業に追い討ち

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   震災と原発事故で福島県の観光は壊滅的打撃を受けている。そこへ4月12日の原発評価の「レベル7」への引き上げが追い討ちをかけた。関係者は「まったく見通しが立たない」と悲鳴を上げている。

   福島民友、河北新報などが、地元の嘆きを伝えている。福島市観光物産協会の渡辺和裕会長は「10年以上にわたって観光業への甚大な被害が予想される」という。

   原発のある浜通りから遠く隔たった会津地方にも深刻な風評被害が及んでいる。会津若松市の東山温泉。観測される放射線量はわずかなのに、震災後は3、4カ月先までキャンセルが出た。各旅館は現在、浜通りからの避難者を受け入れている。

   会津東山温泉観光協会の職員は「レベル7の具体的な影響はまだ分からない。だが既に原発事故イコール福島というイメージになっている」と嘆く。

   県観光物産交流協会の吾妻嘉博・総合企画担当部長も「原発事故が収束しないことには、観光業界も次の一歩が踏み出せない。同じ被災地でも岩手や宮城県と異なり、原発事故が重くのしかかっている」と話している。

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