認知症とインフルの新薬を期待 米製薬団体アンケート

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   国民が最も求めている新薬は認知症薬で、 9割は海外医薬品の承認遅れ対策を強化すべきだと考えている――米国系製薬企業の団体である米国研究製薬工業協会は2011年 9月 6日、医療と医薬品に関する日本での意識調査結果を発表した。インターネットを通じた質問に 7月、35歳以上の男女3267人が答えた。

   医師の処方薬を「非常に重要」と答えたのは34%、「やや重要」が49%だった。「非常に重要」が多かったのは(1)心臓病(2)がん(3)精神病、の薬を飲んでいる人の順だった。新薬が必要な気として挙がったのは、多い順に(1)認知症(2)インフルエンザ(3)がん・糖尿病、となった。

   新薬の開発には「長期間」「高額な開発費」がかかり、「成功率は低い」ということについて、「よく知っている」と答えたのは、「長時間」が18%、「高額」9 %、「成功率」6 %で、あまり理解されていなかった。欧米の薬が日本で承認されるまでの時間差 (ドラッグラグ) の解消については、「非常に重要」「やや重要」が合わせて87%、政府の対策強化(の必要性)は「非常にそう思う」「ややそう思う」が計88%と、よく理解されていた。

   新薬開発に不可欠な、患者が参加する臨床試験 (治験) を「よく知っている」のは47%だったが、このうち参加経験があったのは10%だけ。参加経験のない人の10%は機会があったのに見送ったが、一番の理由は「スケジュールが合わない」だった。

   費用が多少高くなっても世界最新の医薬品を希望するかの問いには「強く希望する」「希望する」が計40%、「あまり希望しない」「全く希望しない」は21%と分かれた。病気を持つ人別に希望が多かった人の率を見ると、疼痛(55%)、がん(54%)、アレルギー病(51%)の順だった。

(医療ジャーナリスト・田辺功)

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