2024年 3月 19日 (火)

Facebook追うmixiの新サービス 課題は「肖像権」守らぬユーザー

   個人や企業が独自のページを無料で開設できる「mixi(ミクシィ)」の新サービス「mixiページ」。スタート3日目の2011年9月2日時点で開設ページ数8万を記録した。

   「検索エンジンでページにヒットする」という今までのmixiにないオープンなサービス。この分野で先行する「Facebook」を追い、mixiの活性化につなげるのが狙いだ。

「オープン化」の第一歩に注目

注目集まる「mixiページ」の今後
注目集まる「mixiページ」の今後

   管理人が自由にページをカスタマイズすることができる「mixiページ」は、個人はもちろん、企業やお店が顧客とコミュニケーションを深める、アーティストがファンと交流する、などの使用を想定している。会員が気になるページを「フォロー」してコメントするだけでなく、例えば非会員がネット検索で見つけてツイッターで話題にすることも可能で、これまでの一方向になりがちなホームページとは違った、双方向で情報を発信できる「ソーシャルページ」となっているのだ。

   同様のサービスは「Facebook」が以前から「Facebookページ(旧ファンページ)」として展開している。いままでインターネット空間で、会員のみの「クローズドな交流」を特色にしてきたmixiだが、各企業がFacebookに続々と流れていくことを受けて、これに追従したと見られる。

   「mixiオープン化」の大きな一歩として注目されているが、さっそく「著作権・肖像権」の問題も浮上している。というのも、「クローズド」に慣れたユーザーの一部は「オープン」への理解が不足しているようで、8万ページの中には無許可の画像を掲載したページが乱立しているのだ。

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