正恩氏「中国型の改革開放」に進む? 元専属料理人が聞いた「本音」の意味

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   北朝鮮の故・金正日総書記の3男で後継者の正恩(ジョンウン)氏は、正確な年齢も不明で謎の多い人物だ。一方でその政策観について、「中国型の改革開放」が念頭にあると指摘する関係者証言もある。

   正恩氏の「改革開放の意志」を証言するのは、2001年に北朝鮮を脱出するまで13年間、「将軍さまの専属料理人」として金正日一家を間近で見ていた元すし職人の藤本健二氏(仮名)だ。藤本氏は、以前から一貫して「後継者は正恩氏」と「予言」していた。

正恩氏「小さいとき」から兄らを引っ張っていた

北朝鮮はどこへ向かうのか。
北朝鮮はどこへ向かうのか。

   藤本氏はこれまでに「金正日の料理人 間近で見た権力者の素顔」(2003年)、「北の後継者キムジョンウン」(2010年)などの著書を出版している。

   今回の金総書記死去を受け、様々なマスコミに出演しているが、2011年12月21日放送の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」(TBS系)では次のように語った。

   「正恩大将」(藤本氏)は、「小さいときから」グループのトップに立ち、遊び方を決める際でも、長男の正男、次男正哲の両氏の兄らを引っ張っていた。金正日氏も当時、正恩氏と母親が同じ兄、正哲氏について「兄は女の子みたいだ」と評する一方、「弟(正恩氏)は俺に似ている」と周囲に話していた。「後継者を示唆」と藤本氏も受け止めた。

   また、2000年8月、正恩氏が17歳のときには、専用列車で移動中、夜から明け方まで正恩氏と藤本氏は2人きりで約5時間も一緒に話をした。正恩氏には話したいことがたくさんあったようで、誘ってきたのだ。

   子どもの頃からスイス留学や日本を含むアジア各国を訪れた経験がある正恩氏は、食料や物が海外では豊富なのに北朝鮮には「何もない」という現状を前に、「中国の政策を見習わなければ」と「改革開放の意志」を垣間見せたことがある。

   将来、正恩氏が進める基本政策についても、「改革開放」路線で、北朝鮮を脱出しようとする人民を押さえつけている現状は「緩和されるのでは」との見立てを披露した。

「外国語が苦手で中退したと聞いています」

   「1983年生まれ」説と「82年生まれ」説とがある正恩氏の年齢については、藤本氏は、「干支は私と一緒。28歳で間違いない」と語った。誕生日は1月8日だという。誕生パーティーにかかわった体験からの知識のようだ。

   83年1月生まれなら28歳だ。一方、誕生日は不明という見方もあり、そうなると生まれた年が分かっても正確には何歳かは分からない、ということになってしまう。

   藤本氏の話のように、豊富な海外経験や「17歳のときの改革開放への意志」などと聞くと、「開明的な指導者」といったイメージがわかなくもないが、全く逆の指摘もある。

   12月21日の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)で、関西大学の李英和教授は、正恩氏のスイス留学について「勉強についていけない」「外国語が苦手で中退したと聞いています」と話した。

   さらに「忍耐力がない」「経験がない」「側近が育っていない」などと指摘して、「国民の支持がない中、続けていくのは至難の業」と指摘した。

   北朝鮮の朝鮮中央通信ネット(日本語)版をみると、「金正恩同志」に対して各国首脳らから弔電が寄せられたことを伝えるニュースが複数報じられている。

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