花粉症で「持病悪化」の恐れ ぜんそく、緑内障患者は要注意

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   まだ続く花粉のシーズン。スギの次にはヒノキと、花粉症に悩まされる人にとっては文字通り頭が痛い時期だ。

   目のかゆみや頻発するくしゃみ、鼻づまりが起きて気分も憂うつになるが、それだけでは済まないかもしれない。もともとの体質や、誤った治療法によって、花粉症が引き金となり思わぬ病気を招く危険性があるというのだ。

「ステロイド薬」で眼圧上昇の副作用

シーズン終了までは予防策が欠かせない
シーズン終了までは予防策が欠かせない

   花粉の飛散状況について日本気象協会に聞くと、2012年4月6日現在では関東より西で既にスギ花粉のピークは過ぎ、ヒノキ花粉も峠を越えたという。飛散量は減少傾向だが、「ゴールデンウィークあたりまでは続くでしょう」と予測する。

   つらい花粉症の症状を軽減するため、点眼薬や点鼻薬の使用や、飲み薬の服用に頼る人もいるだろう。いずれも使用上の注意を守るのが当然だが、目のかゆみに耐えられずに何度も点眼した結果、思わぬ事態に陥った人もいる。

   ツイッターには、点眼薬の説明書に「1日4回」と書かれているにもかかわらず10回程度、数週間使い続けていた人が、医者から「失明しかかっている」と告げられて驚いた話が披露された。眼圧が高くなりすぎたのが原因だという。

   点眼で花粉症による目のかゆみを抑えるには、「抗ヒスタミン薬」を、それでも効果が不十分なら「ステロイド薬」を使用することが多い。気をつけねばならないのが、ステロイド薬だ。確かに使い過ぎると眼圧上昇といった副作用が起こりうる。

   眼圧の上昇で危険なのが、緑内障を患っている場合だ。花粉症の治療で、患者に緑内障の持病があると医師が把握していれば、ステロイドを投薬することはないだろう。しかし日本眼科学会によると、自分が緑内障だと気づかずに過ごしている人が相当数いるのだという。病状の進行もゆるやかで、初期段階では自覚しないケースがほとんどと厄介だ。自分自身が緑内障だと知らないままステロイド点眼薬を処方され、使い続けたら大ごとになりかねない。

   花粉症自体が、病気の症状を悪化させる場合も考えられる。ある耳鼻咽喉科の医師に取材すると、「全員が該当するわけではないが」と前置きしたうえで、アレルギー体質の人がもつぜんそくや、「ちくのう症」とも呼ばれる副鼻腔炎を引き起こす恐れがあるというのだ。

アレルギー症状で炎症、うみがたまりやすく

   副鼻腔は、鼻の両脇のほほや額、目の周りにある骨に囲まれた部分で、通常は空洞になっている。ここに「うみ」がたまって起きるのが副鼻腔炎で、黄色く濁った鼻水が出るのが特徴だ。医師によると、花粉症によるアレルギー症状でくしゃみ、鼻水がひどくなった末に副鼻腔に炎症が起き、うみがたまりやすくなるケースがあるのだという。花粉症はカゼのように数日で治るものではなく、花粉が飛んでいる長期間にわたって悩まされるため、放っておけば副鼻腔炎も長引いてしまう。

   花粉症で鼻づまりになれば、鼻での呼吸が難しくなる。仕方なく口呼吸を続けていると、口からホコリなどが入りやすくなるためのどや気道に強い刺激が与えられる。その結果せきが出やすくなって、最終的にぜんそくの発作を誘発することも考えられると、医師は指摘する。

   これらの症状が出るかどうかは個人差がある。しかし、もともとアレルギー体質の人は、過去にぜんそくや副鼻腔炎を発症していなかったとしても、花粉症が引き金となってこのような病気がひょっこり顔を出さないとも限らない。花粉の飛散量が減っているとはいえ、マスクなどの予防策を怠らず、薬を正しく使いながら花粉症の症状をコントロールして他の病気を誘発しないように気をつけるしかないだろう。

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