2024年 4月 25日 (木)

「『停電テロ』検討している事実ない」 古賀茂明氏の発言を関電が否定

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ネット上では、古賀発言に賛否両論

   「モーニングバード!」の番組内では、コメンテーターから「病院で人の生き死に関わることが出てきます。そこまではないと思いたい」と疑問の声も出た。しかし、番組では、関電側ができる準備をしないで、時間切れによる原発再稼働を狙っている可能性があるとし、「初めからこういうシナリオなら納得できない」と訴えた。

   関電では、放送があった2012年5月17日中にサイト上のお知らせで、古賀茂明さんの発言を取り上げて早速反論した。そこでは、電力不足をわざと作る「停電テロ」を示唆する内容に対し、「当社として、そのような事を検討している事実は一切ありません」としている。

   ネット上では、古賀さんの発言について、賛否両論が出ている。

   賛同する声としては、「信用がないんだし仕方ない」「上手い牽制球を投げたものだ」といったものが出た。また、関電の反論については、「反応が早い時は、後ろ暗い証拠」「信用されてないという事に危機感持てや」との指摘もあった。

   一方、発言を批判する声も多く、「こんな陰謀論者が特別顧問って一体…」「証拠もなしに相手をテロリスト呼ばわりしてるんだから。正気とは思えん」「さすがにちょっと酷い発言だ」との書き込みが相次いでいる。

   そこで、古賀さんに取材すると、留守中でコンタクトが取れなかった。大阪府市統合本部の事務局でも「あくまでも個人の立場での発言だと思いますので、こちらがコメントできる話ではありません」と言うのみだった。

   関電の広報担当者は、サイトで反論した理由について、「主張は様々あるとは思いますが、事実に反することを言われていたからです」と説明した。電力不足の状況にして再稼働を狙っていることはないとしたうえで、「電力の受給ギャップを埋めるよう最大限の努力をしています。原発を再稼働させたいと申し上げているのは、それでも不足だからです」と言っている。

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