賃金改善見送り相次ぐ パナソニック4年連続、富士重工3年連続…

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   大手企業の労働組合で2013年春闘の労使交渉の方針案が固まるなか、賃金の改善要求を相次いで見送っている。一時金での「上乗せ」をめざす。

   パナソニックグループ労働組合連合会は、賃金改善の要求を4年連続で見送り、定期昇給(ベースアップ)に相当する賃金体系の維持を求める。2月9日に中央委員会を開き、決めた。一時金は例年通り業績連動方式とする。パナソニックの13年3月期の連結最終損益は7650億円の赤字と、2期続けて巨額赤字を計上する見通しで、賃金改善を要求する環境にはないと判断した。

   富士重工業労働組合はベースアップに相当する賃金の改善要求を3年連続で見送る。かわりに年間一時金の要求額は5.0か月プラス10万円と、12年春の要求額(5か月)から上積みする。富士重工業の13年3月期は過去最高益を更新する見通しだが、自動車の国内市場の先行き不透明感が払拭されないことが理由。業績アップを、一時金の要求額に反映させる。

   NTT労働組合も賃金の改善要求を見送る。2月8日、13年春の労使交渉の要求案を明らかにした。同労組も2008年以降、賃金改善を見送っている。特別手当では満額の獲得を目指し、組合員への成果配分を目指す。

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