築47年・家賃4100円・機動隊捜索有り 京大熊野学生寮の「自由すぎる自治」実態

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   学生寮なのになぜか機動隊が家宅捜索。その様子を寮生がツイッターで実況、しかも撤退する機動隊を追いかけてマラソン大会――京都大学の学生寮「熊野寮」が、今話題になっている。

   京大の本部キャンパスから歩いておよそ十数分、平安神宮が面するのと同じ丸太町通沿いに、背の高い木々に囲まれた古びたコンクリート作りの建物がそびえたつ。人によっては廃墟と勘違いしそうなこの建物こそが、京大熊野寮だ。

寮生の合議による「学生自治」を頑として守る

   熊野寮は1965年に誕生した。鉄筋コンクリート4階建ての寮舎3棟からなり、定員は422人としている。一部屋で複数人が共同生活を送っており、家賃は月4100円。男女、また国籍を問わず、多くの学生たちが暮らしている。

   その特色は、今なお学生による「自治」を貫徹していることだ。近年の学生寮は大学、あるいは民間業者が運営に当たるところが多いが、熊野寮では寮生の合議による「学生自治」を守っている。

   そのせいか、建物の中にはまるで学生運動全盛期のような雰囲気が漂い、雑然とした壁に躍る「アジビラ」や「ゲバ字」の痕跡は、今が2013年ということをうっかり忘れそうになる。実際、大半の寮生はいわゆるノンポリだが、いまだに「現役」の中核派が寮を拠点に活動しているといわれ、新入生を毎年驚かすエピソードのひとつだ。

   ほかにも、寮祭に合わせて京都市内の中心部で「運動会」を開催する、同じく京大の寮である吉田寮と「ストーム(旧制高校時代から存在する一種の乱痴気騒ぎ)」を今もなお繰り広げているなど、挙げれば切りがない。「自由の学風」と呼ばれる京大だが、その「自由さ」を象徴する空間のひとつと目されている。

機動隊を前に「マカンコウサッポウ」

   そんな熊野寮だけに、警察による家宅捜索にも一向にひるまない。4月27日行われたこの「ガサ入れ」は、25日に法政大学で中核派学生が逮捕された事件に関して行われたものだったが、寮生たちは次々と機動隊員たちの写真を撮影してツイッターなどに投稿、

「京都大学熊野寮に機動隊なう。4年ぶりの登場。盛り上がってきたwww」

などと大はしゃぎ。動画で「生中継」する人も出始め、さらに機動隊員とぬいぐるみの「にらめっこ」写真、また今流行りの「マカンコウサッポウ」写真を機動隊員の目の前で撮り始める寮生も現れた。さらに「令状の住所が違う」ことを主張し、寮側が警察に110番通報するという一幕も。

   結局機動隊は1時間ほどで撤収したが、寮生の一部は引き上げる隊員たちを「マラソン」と称して追いかけるなど、最後まで警察は寮生のおもちゃにされた格好だった。これにはネット上でも、「さすが京大生」などと笑いが広がった。

   ちなみに全学連(中核派系)の関西地区ブログはこのガサ入れについて、「学生の団結した力で、不当なガサは完全に粉砕されました」「団結した学生の追撃(※編注:上記のマラソンのこと)によって警察は指揮系統が崩壊する状況に陥ったのである」と勝利宣言を出している。

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