旧皇族・竹田恒泰氏が「在特会」擁護? 「いいこともした」発言に賛否両論

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   竹田恒泰さんといえば、明治天皇の玄孫という「やんごとなき」出自とスマートな語り口で知られ、慶応大学で憲法学の講師を務める一方、『旧皇族が語る天皇の日本史』など多数の著書でも人気だ。父の恒和氏はJOC会長でもある。ところがこの竹田さんがテレビ番組で「在日特権を許さない市民の会(在特会)」を擁護するような発言を行ったとして、いま賛否両論が上がっている。

「在特会は、いいこともしたんです。喋っている内容がいいというわけではなくて、在特会が活動したおかげで、在日の特権というものの問題が明らかになったわけです」

「韓国側の慰安婦像の方がえげつない」

「のりこえねっと」が21日、竹田さんと読売テレビに対して発表した抗議文
「のりこえねっと」が21日、竹田さんと読売テレビに対して発表した抗議文

   問題の発言があったのは、2013年10月20日の「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ系)だ。時事問題などについて出演者たちがまさに「そこまで言っていいんかい」という過激な議論を繰り広げることで人気が高く、東京を始めとする未放送地域では、「なんで放映しないんだ」という不満の声も少なくない。

   この日番組では、「在日韓国・朝鮮人へのヘイトスピーチ」という議題が用意された。これに竹田さんを含め、8人の出演者は全員「容認できない」との見解を一応示す。

   しかし――と竹田さんは、在特会を一概に否定することに疑問を呈する。「私はああいう表現はしない」「表現についてはいろいろ意見が分かれる」と断りつつも、上記のように在特会の活動を通じて、「在日の特権」が国民に知られるようになった、と一定の評価を与える。そしてその具体的な「特権」として、いわゆる「通名」の存在を挙げ、これにより犯罪歴などを消すことができる、などと説明、

「在特会には在特会の意義はあったと思うんですね」

と締めくくった。

   他の出演者からも、

「反対側の『レイシストをしばき隊』とかいうのがあって、(在特会と)同等かあるいはそれ以上に強烈な連中。そっちが報道されていないのが問題」(井上和彦さん)
「これをとやかく言うなら、日本大使館の前の慰安婦像、あれの方がえげつないと思う」(桂ざこばさん)

といった発言が続々と上がる。総じて、言い方はとにかく主張は理解できる、韓国も同じようなものだ、という論調だ。

当人は自らへの「支持」ツイートをRT

   竹田さんが言及した「特権」問題は、そもそもこうした特権が存在するかどうかが議論の対象とされる問題だ。またその名の通り、在特会が掲げる根本的なテーゼの1つと言っていい。

   直後から、ツイッターなどで在特会などに批判的なユーザーらから反発が相次ぎ、放送倫理・番組向上機構(BPO)に訴えよう、という声も盛り上がった。一方でこうした声を「在日の圧力」などと決め付ける人々も出るなど、その是非が一気に問題化した。

   21日には、上野千鶴子さんや佐高信さん、村山富市元首相などが立ち上げた反ヘイトスピーチ団体「のりこえねっと」が、「人種差別的な重大な人権侵害行為」として、竹田さんと読売テレビへの抗議声明を発表した。声明では、「在日コリアンだけが『通名』(通称名)を名乗ることが許されているわけではない」などとして、通名が犯罪などに利用されているとの竹田さんの発言を「客観的な事実に基づかない」と糾弾している。このほか大阪市の「コリアNGOセンター」も、22日に読売テレビに抗議を申し入れている。

   J-CASTニュースの取材に対し、読売テレビは「(のりこえねっとの抗議については)当社に直接接触が来ていないので、お答えすることはございません」と回答するに留まった。当事者である竹田さんは現時点では発言を行っていないが、ツイッターで、

「反日の左翼・朝鮮人連中が某番組で在日特権に言及し、在特会寄りの発言をしたという竹田恒泰氏を潰すと息巻いているらしい。もし、明治天皇の玄孫でいらっしゃる竹田氏を潰すことができるなら、まさに在日特権の存在を自ら証明するようなものだね(爆笑)」

などといった、自らへの支持の声を複数リツイートしている。

   在特会とテレビをめぐっては、俳優の今井雅之さんの番組中での発言に反発した在特会側が9月27日付で、TOKYO MXに抗議する騒動が起きている。

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