子供も高齢者も「噛む」ことが大切 脳が刺激され健康増進、学習能力も高まる

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   日本顎咬合学会主催のメディア向け講演会が2014年1月14日、東京で開かれた。

   7000人余りの歯科開業医と、約1000人の歯科技工士・歯科衛生士らでつくっている同学会は「噛み合わせの重要性」を訴える活動を積極的に展開している。

栄養状態が改善され、病気にもかかりにくい

   当日は佐賀県武雄市で開業する小児歯科医、増田純一さんが「健康・長寿を支える歯科の役割 乳幼児・小児編」と題し、生まれてから小児期の口腔ケアや噛む習慣がいかに大切かを訴えた。

   生えかわるからと乳歯の虫歯を気にしていない親が少なくないが、乳歯の虫歯や口腔内の状態は大人まで影響する。たとえば、離乳食は赤ちゃんが上唇で食べ物をとらえるよう、下からスプーンを口元に浅く入れるのが正しい噛み方につながる。

   ひどい虫歯があったり、正しくない噛み方が習慣になったりしていると、口内の筋肉や周囲の骨の発育が不十分になり、3歳ぐらいから、不自然な食べ方が目立つようになってくる。あごの発育が悪いと歯列が乱れ、筋力が弱いと口元が締まらず、いつも口がポカンと開いたままの状態になる。ウイルスや細菌に感染しやすくなり、さまざまな病気にかかる。唇の動きが悪いため、ストローで飲めない、ローソクを消せないといった子どももいる。

   噛むことで脳が刺激されるため、学習能力にも影響がでる。増田さんは子どもたちに「噛む指導」をしているが「こうした仕事の重要性がなかなか国民に伝わらない」と嘆いていた。

   2013年11月の医療ジャーナリスト懇話会では、学会の元会長で、大分県佐伯市で開業している歯科医、河原英雄さんの講演を聞いた。河原さんは高齢者の義歯の専門家だ。何度も調整して「噛める義歯」を保険で提供している。きちんと合う義歯で食事ができるようになると、患者さんの栄養状態はどんどん改善され、若返り、おしゃれするようになる。認知症といわれていた寝たきりの患者さんが歩けるようになった、といった例はたくさんある。

   河原さんによると、こうしたことを裏付ける研究も進んでいる。噛むことで歯根膜からの刺激が脳の各部分に届き、神経の動きもよくなり、脳血流も増える。口腔ケアで肺炎の発生率も半分に減るという。

   こうした事実を知ってほしいと学会は昨年夏、『噛み合わせが人生を変える』 (小学館新書)を出版した。

(医療ジャーナリスト 田辺功)

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