「アンネの日記」が大量に引き裂かれる 杉並、中野、練馬、新宿など都内の図書館で250冊以上

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   東京都西部地区の図書館で、「アンネの日記」やその関連図書が大量に切り取られる被害が相次いでいることが分かった。

   杉並区立図書館では100冊以上にも上っているが、何者がどんな目的でしたのか。

複数ページをまとめて手で引き破る?

ネット上でも売られているが…
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「いずれも、最初の20ページほどを手で引き裂いたような感じでした。意図的なものだと思いますが、背景は分かりかねますね」

   新宿区立中央図書館の館長は、取材に対し、戸惑った様子でこう明かした。

   ユダヤ系ドイツ人のアンネ・フランクが残した日記文学「アンネの日記」は、ナチス・ドイツのユダヤ人狩りが迫る中で少女の心の葛藤や恋人への思いなどをつづり、世界的なベストセラーになっている。日本でも、翻訳書のほか、アンネの伝記や彼女を描いた絵本なども多い。

   東京23区の特別区図書館長会が各館に情報提供したメールなどによると、こうしたアンネ関連図書の被害が少なくとも、杉並区で113冊、中野区で46冊、練馬区で41冊、新宿区で39冊、豊島区で5冊、それぞれ見つかった。このほか、多摩地区の東京都市町村立図書館長協議会などによると、西東京市で10冊前後、東久留米市でも数冊が切り裂かれていた。合計すると、少なくとも250冊は被害に遭っていたことになる。

   こうした被害が初めて見つかったのは、練馬区らしい。

   練馬区立光が丘図書館によると、1月23日に初めて区内の図書館で見つかり、その後2月4日までに、12館中9館で次々に被害が報告された。また、周辺でも、杉並区立中央図書館で被害が分かり、これを受けて、図書館長会が6日、各館に情報提供のメールを送り、注意を呼びかけていた。

戸惑う各図書館長「なぜか分からない」

   練馬区では、「アンネの日記」などのほか、一部の図書館では、ナチスによるユダヤ人大量虐殺「ホロコースト」の関連図書も被害に遭った。これを受けて、各図書館は7日、器物損壊の被害届を警視庁に出した。犯人の意図について、光が丘図書館の館長は、「なぜか分からないので、コメントしようがありません」と話す。過去にこんなことはなかったという。

   新宿区立中央図書館によると、区内の10館中3館で「アンネの日記」関連図書の被害が見つかった。ただ、ホロコースト関連に被害はなかった。すでに警視庁には被害届を出している。新宿区でも、過去にこんなことはなかったそうで、聞いたこともないとしている。

   ネット上では、図書館関係者がツイッターで2014年2月18日、都内の図書館で大量に切り取られる事件が起きているとの伝聞情報を報告して、波紋が広がっていた。この関係者は、「ネット検索をすると、『ホロコーストはなかった&『アンネの日記』はフィクション』というような主張がみられる。関係があるのか」とツイートしているが、今のところそれに結びつく情報はないようだ。

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